趣味は読書、虚構に逃げ込め、シリトー風？

ウラでも、オモテでも、大したことは、書いてない。
見たい作品があって、レンタルショップに来たが、生憎貸し出し中。
手ぶらで帰るのも嫌なので、物色し始めたら、約一時間弱経っている。これは、買う本を決めずに、書店に行った時も同じこと。時間潰しに良いと言えば良い。
迷っている時間は、決して無駄ではないと思っている。頭の中で、あれこれ考え、思いもかけないことを考えついたり、記憶の奥底から、思いがけないことを思い出すから。
行動していない時間が、全て無駄なわけではない。
現実生活は、不幸でないにしても、不快で色褪せていて、飽きてしまう。
書物の世界や、映像の世界へ逃避しよう。それは、卑怯で消極的な方法かもしれないが、犯罪を犯すよりはマシである。
ただし、現実と虚構の境目を、忘れないようにしなければ危険である。
映画の中のヒーローは、何度もリハーサルを繰り返し、ブルーマットの上で、時にはスタントマンを使って、ヒーローになっているのだから。