初恋ねぇ・・・センス悪いデート

初恋にも考え方は色々あると思う

純粋に子供の頃好きだった異性への想い
思春期を迎え異性と意識した恋
社会に出て異性に対して責任を負う恋

小学生の時六年間一人の女の子がずっと好きだった
たまたま六年間一緒のクラスだったので正直いつ頃好きになったのかはよく分からない
でも自分の記憶の中ではその女の子を六年間好きだったことになっている
小学生だから誰が好きとか嫌いとかは仲良しだったら共有するし
気になるから誰もが聞き出そうとする
でも誰にも一回も言わなかった

社会に出てからたまたま彼女を見かけて
思い切って彼女の家に「同級生です」的な感じで電話をしたら
彼女は既に一人暮らしを始めていると・・・
その子はそんな感じの女の子ではなく
比較的地味で小動物系の守ってあげたい感じの女の子
意外だったし、凄いねって思った

その彼女に電話をしてデートってヤツに誘う

ここで俺の女性に対するセンスの悪さ爆発

よく覚えていないが当時ミニシアター系という
大きな劇場では公演できないヨーロッパの映画作家の映画が好きだった
だから自分の趣味に走りとある映画に行くことに
今みたいにネットはないから映画の内容の情報はチラシに書かれている少ないもの

今にしてみれがその子がそんな映画見る訳ないよねな映画

その映画が上映しているビルにはCD屋さんもあり
そこでプラプラして映画見て食事すればいっかなってかんじ

自分史の中でも最高に退屈な映画、普通の人ならまず寝るよねって映画

ディレク・ジャーマンの遺作となる「BLUE」

一緒に見ながら俺は「フムフム」彼女はどうだったか分からない

その後何回か合ってはみたけれど彼女は頷かない
理由は後で分かったし、ま、そうだよねな理由

その後何年かして中学校の同窓会がある、当然行かなかったけど
中学生の時に微妙な恋心を抱いていた女の子の連絡先を誰かから聞いて
その子に電話したらその初恋の彼女の話が出て
「○○が結婚したんだって、もう子供もいるんだって～、信じらんないよね～」
その時「お前も結婚して子供もいるじゃねーか」って突っ込みたかったけど
そんなイメージの女の子

俺ってば本当にセンス悪いね

その映画はこんなのです

https://www.youtube.com/watch?v=wVaC3XKSi5M

仮面はずっとクラインブルー一色で音楽と会話や日常生活で聞こえる効果音のようなものだけ
YouTubeで全編見られますがお薦めしません

う～ん

だめだこりゃ

こんなんだからモテないんだよね・・・
いっけどさ