- 名前
- ぱすかる
- 性別
- ♂
- 年齢
- 73歳
- 住所
- 福島
- 自己紹介
- 中身は40代。 気が弱く臆病だが、ココロは獰猛。
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食べたい、は、食品業界が仕組んだ罠、
2016年08月23日 09:35
あなたが疲れがとれないのは食べ過ぎである
実は、あなたが疲れがとれないのって、ただの食べ過ぎなんですよね。
「いや、そんな食べてないよ」
って思ったあなたも食べ過ぎているんです。
疲れがとれないのには2つの原因があります。
1つは、疲れがとれてない部分があるということ。
もう1つは疲れを溜めやすい食事をしているということです。
疲れをとるのは休憩
あなたの身体は運動によって筋肉を使ったときって、どうやって疲れをとっていると思いますか?
色んな回答があると思いますが、一番は使わないことです。
もちろん使わない時間が長過ぎると、衰えてきたりもしますが、適度の休憩は必ず必要となります。しかし、使い続けていると疲れが溜まるのは、当たり前っちゃ当たり前。
要は、使わない間に、使って傷んだ部分を修復したりするわけです。そして、その筋肉が休まる時間は、あなたがどんな生活をしていても、睡眠によって確保されています。
なので、肉体による慢性的な疲労は大体寝たら直ります。
「いやいや、寝ても疲れ取れないんですけど」
そんなあなたは肉体ではない、他のところの疲れがとれていないんですよ。
現代人は内臓を休ませない
じゃあ「寝ても疲れが取れない」ってのはどこのつかれがとれていないのか。
それは内臓です。
消化ってめちゃくちゃエネルギーを使うんですよ。どれぐらいかって言うと、平均的な食事でもフルマラソン並みとも言われるぐらい。
そして消化にかかる時間って、胃で3時間、腸で15時間。最低でも18時間は間を空けないと、内臓って休まりません。
内臓も筋肉です。
使い続けていれば、疲れてきます。
だからもし、あなたが寝る前に食べたり、いつでもどこでも食べていたら、睡眠やマッサージなどで身体を休めているつもりでも、全く休まっていないということ。
そして気付けば、疲労が蓄積し疲れのとれない身体、慢性疲労を感じ続ける身体となってしまうのです。
「内臓を休ませていない」
これが、あなたが疲れやすい1つ目の理由、「疲れがとれていない部分」のこと。
疲れを溜めやすい行動は甘いものの食べ過ぎ
もう1つの「疲れを溜めやすい行動」というのは、ある特定のものを食べ過ぎることで、体内のミネラルが奪われることによって、引き起こされます。
それは、甘いスイーツや、スナック菓子といった加工食品。
こういった加工食品には基本的に、精製された砂糖や塩、質の悪い脂肪などが用いられています。
精製って味が純粋になって使いやすくはなるんで、料理やお菓子には相性最高です。
しかし、精製の過程では、ミネラルといわれる他の部分をそぎ落としてしまいます。精製した「糖」や、精製した「塩」をそのまま取ると、体内のミネラルバランスが崩れてしまうんです。
たとえば、精製された「糖」は単体で体内に取り込むと、身体がバランスを取ろうと、カルシウムを消費します。「甘いものが虫歯になりやすい」、「炭酸は骨を溶かす」ってやつですね。
さらに、「糖」はエネルギーに変わるために、体内のビタミンB1を消費します。
カルシウムやビタミンB1が欠乏が引き起こすものの1つが疲労なんです。
他にも、精製された「塩」は血圧を上昇させますし、質の悪い「脂肪」は身体に悪影響を及ぼす添加物が使用されていたりもします。
もちろん、味を邪魔しない純粋な甘さしょっぱさなので、料理やお菓子作りなどには欠かせない存在です。
問題なのは、どれぐらいの砂糖や塩を取っているのかは、加工食品の見た目から分かりづらいので、明らかに食べ過ぎてしまっているということ。
そして、悪影響を考えずに他の栄養素と一緒にとらないこと。
「加工食品を食べる」
これが、あなたが疲れやすい2つ目の理由、「疲れを溜めやすい食事」の原因です。
2つの原因を引き起こす「偽の食欲」
そして「内臓を休ませない」「加工食品を食べる」という2つの原因の諸悪の根源が、「偽の食欲」なんです。
実は、食欲には2つあります。
1つは、人に動物としての能力として備わっている「本来の食欲」。汗をかくと、ミネラルを多く含むしょっぱいものを欲するやつですね。母乳を飲み過ぎて身体を壊すあかちゃんがいないのも、本来の食欲による効果。
要は、ほんまに身体に必要なものを欲する食欲です。
対するのが、脳の快感のために食べてしまうという「偽の食欲」。本来の食欲の特性を利用し、モノを買わせるための食欲とでも言いましょうか。
要は、ほんまは身体に不要なものを欲する食欲です。
加工食品は食べだしたら止まらない
じゃあその偽の食欲を起こしているものは何なのか。
それは、加工食品です。
実は、加工食品は脳を刺激する物質で組み立てられています。
そして脳を刺激すると、脳が刺激を求める「偽の食欲」が湧いてくるんです。つまり加工食品はその構造から食べれば食べるほど脳を刺激し、「偽の食欲」が湧いてくるようになっているということ。
いわゆる中毒性ってやつを加工食品自身が持っています。
これこそが食品業界が仕込んだ罠。
実は、加工食品って、あなたがその食品の虜になるように、考えて作れらてるんです。
だからスナック菓子だの、甘い甘いチョコやスイーツだの、そういったものをやめられずに疲れがとれない身体になっているのは、あなたの意志が弱いからではなく、当たり前のことだったんですよ。
加工食品の主な成分
加工食品の主な成分は、「糖」「脂肪」「塩」
これら3つはどれもあなたが生きていくのに欠かせないものなので、あなたの脳はこれらを積極的に摂取するように、とある仕組みを持っています。
それが「報酬系」という仕組みです。
わかりやすいように、「糖」で説明していきましょう。
この仕組みは、あなたが糖分を取ると、脳が快感を感じるようになっています。つまり、砂糖を取れば取るほど、あなたは「気持ち良く」なっていくということ。
しかし、この「報酬系」が組まれたのは、遠い昔の話。今の加工食品に含まれている砂糖の量や、それらがいつでもどこでも食べれるなんて想定して作られていないんです。
なので、今の加工食品の強過ぎる甘さや、頻繁に食べれる便利さは、この「報酬系」内の快感を受け取るセンサーをおかしくしてしまいます。
強過ぎる甘さを頻繁に受け取るのが普通になったので、快感を受け続けることが当たり前になってしまうんです。
つまり、
「通常=○、甘いものによる快感=◎」
だったのが、
「通常=×、甘いものによる快感=○」
に変わってしまう。
そして、ストレスが溜まる「×」の状態を回避するために、甘いものを食べる。気づけば、食べていないとイライラしてしまったり、落ち着かなくなるのいう状態に。
だからあなたは甘い加工食品から抜け出せないんです。
この仕組みは「脂肪」も「塩」も同じ。
いろいろ言いましたが、ここで重要なのは、「加工食品はあなたが中毒になりやすい成分でできている」ということです。
3つを掛け合わせると…
ただでさえ単独でそれぞれに中毒性のある「糖」「脂肪」「塩」。しかし、もっと怖いのはこれらが掛け合わさったときなんです。
「報酬系」という脳への快感のほかに、「食感」という新しい快感を生み出します。
ちょっと想像してください。
クッキーの「サクッ」とした食感。
パンの「フワっもちっ」とした食感。
アイスクリームをスプーンですくって口へ運ぶと、口の中で滑らかに「とろーり」ととろけて、飲み込む前に「ふわっ」っと消えていく…
どうですか?
想像しただけでよだれ出てきません?
(私は出てきました笑)
実はこれって全部が「脂肪」と「塩」によって作られてるんです。
そしてあなたの脳が大喜びする食感を、めちゃくちゃ賢い人たち研究しつくし、加工食品に利用されています。
まさに、やめられないし、とまらない。
味の爆発
さらにさらに、掛け合わさったときに起こる、もう1つの快感が「味の爆発」。
あなたの脳はバランスよく栄養を取り入れるために、特定の味を食べ続けると満足するようになっています。
難しい言葉で言うと、感覚特異的満腹。
要は、ずっと同じものを食べてると飽きるんですよね。けど、味が変わると新鮮さによってまた食べれてしまう。
「え?永遠にチョコ食べ続けれますよ」
って思うかもしれません。
しかし、チョコって砂糖だけじゃないんですよね。「砂糖」と「脂肪」、そして「塩」が入っています。色んな要素が組み合わさっているから、食べ続けることができてしまう。
他の加工食品もみんな同じです。
一定期間食べない」ということが、偽の食欲から離れる唯一の方法なんです。
偽の食欲が湧くから加工食品が食べたくなり、加工食品を食べるから偽の食欲が湧く。
もしあなたが、本気で偽の食欲から離れたいのであれば、3週間だけ加工食品を食べないでください。
あなたはきっと加工食品の依存性の強さに気付くはずです。
このデジログへのコメント
美奈は気づきましたよ!
最近はきちんと自炊してます。
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