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鏡の中の自分

2016年06月18日 22:39

鏡の中の自分

皆様、ええ土曜の夜を過ごしてはるでしょうか。


わしね、テレビを見ないのは何度も申し上げた通りですが、家族が観ているのを横からチラリのぞくことはあります。


BSの契約はしていませんので日本製番組ばかりですが、そのチラリと見た中でおおっ!! と思う人が出ていて画面を凝視することがあります。


それはたいてい、昔テレビで良く見た顔が数十年という時間を経てまたそこに登場している時です。



例えば、かつて「ダブル浅野」と呼ばれ一世を風靡した浅野温子浅野ゆう子

綺麗でしたね。


90年代の「トレンディードラマ」は彼女たちなしでは成立しなかった。


そう、独身やったベソもそうしたドラマを観たりしたもんです。


その嘗てのスター達が、またテレビに出ておられる。


わしはね、正直、うわ、と思いました。


嘗ての、あの美しかった面影を探すのが難しい。


わしは特にファンやった訳ではありませんが、綺麗やなあ、と思いながら観ていた印象は残っています。


それが、今や。



寄る年波には勝てない、という表現がありますが、正にそれを思い出させます。



そしてこの広告の伊藤 蘭。

キャンディーズですよ。

普通の女の子に戻りたい、という良く分からない理由で派手に解散して、しかし彼女はいつの間にか芸能界に戻って来ていた。

まあ、あれだけ人気があったアイドルテレビに出なくなっただけで「普通の女の子」に戻れる、と考えるのは無理がありますわなあ。

また仮に本当に普通の女の子に戻れたとしても、そうした生活を長期間経た後でその生活に安住できるのか、と考えるとこれも無理がある。


その伊藤 蘭、今や熟年世代に訴える広告に起用されています。この起用を考えた広告代理店担当者は鋭い、と思います。



と。


芸能人が年を取ったことを書いて参りましたが、翻って自分を顧みると。


鏡の中の自分。


90年代トレンディードラマが流行していた時代から、どれだけ変化したか。


肉体的に年を取ったのは当たり前。


その分、中身は多少なりともまともになったのか。


時間の経過に見合う経験を積んで来たのか。


その経験が、人格の向上に多少なりとも生かされているのか…



次から次へと湧いて来る自問。


鏡の中の自分はこちらを見返し、力なく訴えます。




「…… (特二秘ス)」





わしね、良く考えるんです。



若い頃の自分が今の自分を見たら、果たして何て言うやろう、と。




果たして、許してくれるのか。


絶望して死にたくならないか。



これなら生きてやろう、と思ってくれるのか。





詮無い内省です。





仮に、今悪魔が現れて、「あの時代に戻してやるからもう一回生きろ」と言っても、わしはきっぱり拒否します。



そう思える生き方をして来たということは、大変に恵まれていたということなのでしょう。




わしは実力はないが運には恵まれた男です。


ほんまに、助けてくれる人の力を借りて今まで生きて来ました。


その分、これから少しでもお返ししたいと思っていますが…



果たして、どれだけ恩返し出来るやら。




皆様、ええ土曜の夜を。

このデジログへのコメント

  • ゆう 2016年06月18日 23:41

    明日から甘いもの食べないでおこう。。。


    今 鏡の中のゆうを見て
    決心しました(^o^;)

  • ベソ 2016年06月18日 23:44

    > ゆうさん
    それは前向きな決意




    わしも真似しよ

  • ベソ 2016年06月25日 16:48

    > Luna‐ルナ‐さん
    W浅野、酷くはないよ。



    ただ、当時のイメージが残っているので、どうしても比較してしまう。



    そしたら、愕然とせざるを得ない、という話。



    まあ当然です。

  • ベソ 2016年07月03日 14:36

    > よつ葉さん
    それは素敵な考え方


    わしもそう思うことにするわ~

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