Be prepared（覚悟しろっ）

やっと最近になって夏らしい晴れが見えてくるようになりましたね。
暑いのはイヤだけど夏はやっぱこうでなくちゃならない

そういえば丁度一年前のこの季節に、
知り合いの結婚式があった

梅雨明けのクソ蒸し暑いこの時期に、ネクタイとスーツで披露宴に
行って二次会の幹事という、半ば拷問のようなイベントだった

しかしながら、そんな思いをして皆が送り出した二人が、
今になってかなり冷え切ってしまっている、という話を最近聞いた

旦那も嫁さんも学生時代の知り合いなので、俺とはもうどちらも
かれこれ10年来の付き合いという事になるのだが、
関係の修復に何とか協力できる事はないか？、と思うと同時に


いつか遠くない未来にこうなるんじゃ…みたいな危惧を心のどこかでしていてた


とはいえ、
今更そんな話を他の知り合いに吹聴したところで何の意味もないし、
後知恵バイアスも甚だしいので、コチラで心の内を吐露する事にする


実は知り合いのこの夫婦、
結婚する前の段階から覚悟が全然足りてないな、って思ってた


二次会の余興のネタ作りの際に、二人にプロポーズのきっかけと
経緯をインタビューしたのだけど、それがマジで噴飯モノだったんだよな
（*嫁さんと旦那を別々にインタビュー）

俺「結婚を決意した経緯とプロポーズの言葉は？」

旦那「嫁さんがもう結婚しないと高齢出産になるというし、
　　　流石に8年も付き合って今更別れるワケにも行かないので」



俺「結婚を決意した経緯とプロポーズの言葉は？」

嫁「いまから別れたらもう子供作れないから責任取れって言って
　　プロポーズさせました　笑」




俺はそっとネタ帳を閉じた


よくこんなんで二人とも結婚する気になったな
別にもういい大人だし、ラブラブである必要はないと思うが
もうこれは妥協ですらない


子供が欲しいと思っている彼女を30過ぎてもダラダラと
付き合いの関係に留めている旦那も旦那だが、
責任という言葉を持ち出してまでプロポーズ「させる」
嫁さんも嫁さんだよ


プロポーズさせる、って本当に笑いそうになったよ
「お前が結婚を申し込んだんだかんな！」って形に拘ったってコトかいな　笑


この状態で家庭を築いて子供を作った所で
幸せな結婚生活を送れると思ったんかな

旦那さんは昨日も知り合いとの飲み会で午前様だったそうだ
まあ旦那は最低限嫁さんの生活の金銭的な保障をしているとはいえ、
これでは嫁さんもこんなはずじゃ・・・と思っていることだろう

仕方なくとか、～させる、とか
自分の心からの決意じゃない決意はいつか必ず有名無実化する


俺なんか自分でした決意でも揺らぐのに　笑


確かに付き合い始めた時にそこまで考える必要は無いと思う

付き合いたいとか、この人が好き！
みたいなのって自分の内から湧き出てくるものっていうか
抑えようと思って抑えられるもんでもないと思うから


とはいえね、
付き合いだしたら、その終わりをどういう形にしたいか、
そこだけは自分の中できっちり期間決めて結論出しておかないといけないよね


将来は子供が欲しい！とか
結婚を考えられない相手とは付き合う意味がない！

なんて価値観の人は特にね


知り合いの嫁さんの場合はモロ前者だったわけで、
そのあたりの認識が不足していたか、相手も同じ認識だと
思い過ごしていたか・・・


女性はとくにその辺りの時間的制約が男よりは
シビアに設定されているので大変なことだ

今更ながらなんだけど
こんな新婚さんになにかいいアドバイスをできんもんかな