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ここまでは来た!

2015年07月05日 00:07

FIFA女子W杯。佳境を迎えました。
Finalに残ったのは、USAと我らがなでしこジャパン(^o^)v

まぁここまでは想定どおり。
安藤選手を失ったチームは、神懸かり的とも言える強さで勝ち上がると思っていました。
が、比較的盤石な戦いぶりで勝ち上がってきましたね。
イングランド戦のオウンゴールはさすがにびっくりしましたが。

ベスト16、オランダ戦で大儀見選手、大野選手のツートップで臨んだとき、「来たっ」と思いましたね。
佐々木監督、ここで最強カードを切ってきました。

北京五輪準々決勝の中国戦。永里選手(今は大儀見さん)が勝利を決定づける2点目を奪ったとき、
わたしは「今後5年はこのツートップ不動だな」って思いました。
それほどこの日の二人は強烈でした。

そのあと、安藤選手、川澄選手、高瀬選手、菅澤選手、吉良選手と良い選手がたくさん出てきました。

でも、やっぱりこの二人だ。
大儀見ー大野ツートップオランダ戦、オーストラリア戦ともに最高でした。
北京五輪から7年。あのときより偉大になったと思います。

それから、宇津木選手。
澤選手を代表に呼ばなかった時期、宮間選手をボランチに使ってたましたけど、
わたしは「なぜ?」と思ってました。本職の選手いるでしょ、と。
宇津木選手もそうですけど、川村選手、今回は選ばれなかったけど上辻選手とか。
なにより宮間選手はボランチには不向きだと思ってたので。。。(ゴメンナサイ)

宇津木選手、アルガルベ杯から状態が良かったので、W杯で出場機会があって本当に良かったと思います。
まぁ、澤選手をスタメンで使わなかったのは予想外でしたが。

ある意味順当にベスト4まで勝ち上がりましたが、イングランド戦は苦戦でした。
どっちが勝ってもおかしくなかった。正直、この日はイングランドが優勢でしたね。
ただし、チームとしてなでしこが負けているとは思えない。
相性が悪いっていうのと、イングランドが日本の弱点を的確に突いてきたってことだと思います。

サイドバック鮫島選手の裏のスペース。
イングランドはここに何の工夫もなく放り込むだけで攻撃が成り立ってました。
ここでなでしこボールスローインになるのはOK、という戦略だったと思います。
小柄な日本人のパワーだと、あの深い位置から抜け出せないんですよね。
そのこぼれ玉を拾って二次攻撃。パスワークやテクニックがなくても成り立つ攻撃でした。

くしくも北京五輪準決勝で、先制されたUSAも同じ戦略できました。
その時は右サイドバック安藤選手の裏でしたが。

なでしこ準決勝を勝ち上がったったとはいえ、宿題をもらいましたね。
佐々木監督、どういう答えを出すんだろう。

わたしが監督だったら、澤選手をボランチに、宇津木選手をサイドバックに回しますね。
安易ですけどw

なんにせよ、決勝はいいゲームになってほしいです。
願わくば、表彰台てっぺんなでしこジャパンでありますように。

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