- 名前
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- 「元」がつきますが一応プロの小説家。現在、 カムバック目指して修行中です。 そんな私...
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女体、妊娠、神霊。
2015年02月21日 21:32
何やら妖しいタイトルですが、いたって真面目な話です。
前回とは正反対、オカルトというかファンタジーというか、
そういう方面の話。
さて。
女性は妊娠すると、お腹に赤ちゃんがいるという状態になります。
これは、自分の中にもう1人、別の人間がいるということ。
脳は未発達とはいえ、事実上「別人の人格」がそこにある
ということであり……「別人の魂」もそこにあります。
女性ひとりの体に、ふたつの魂。
それは、男性には決してできない、決してならない状態です。
「肉体」とは「魂」の乗り物である。
なんて話もあります。肉体という車を、魂というドライバーが
運転している。それが、生きて活動している人間。
1台の車内には、ドライバーは1人だけ乗っている。
その原則が、妊娠中の女性には適用されないのであり、
そして女性は、そういうことができるよう、生まれついている。
人間の、ひとつの肉体の中に、本人以外の魂が宿る。
それは古来より、ごく限られた聖人などが為してきた、
神霊を天から降ろして己が身に宿らせるのにも似たこと。
繰り返しますが、女性は最初から、そんなことができるように
生まれついていて、それは男性には絶対に不可能なことです。
それが、女体。女性の体。
男性の体とは、神霊の領域で違うもの。
だから。
そう、だから。
男性が、「女体の神秘~!」とか言って鼻息を荒くするのは、それほど
自分たちから遠いものに対する、強い好奇心とか、崇拝とか、
憧れとか、まあ、その、アレですよ。
そういうもんだと、ご理解下さい女性の皆様っ。
このデジログへのコメント
> nana819さん
なるほど。昔は「産褥の汚れがあれば江戸城への登城停止」なんてのもあり、
女は汚らわしいもの、という蔑視もあった我が国ですが、その一方、
そういう思想もしっかりあったのですね。
赤ちゃんができるって、ほんと神美的ですよね~、
女性と生まれたからには、子供は生んでみたいと。。w
> はぎんちょさん
おおぉぉ! 「神美的」っていい! 凄くいいですよそれ!
字面も、漢字の掛け方も、元の言葉との意味の通じ方も、全て素晴らしい!
絶対絶対、どこかで使わせて頂きます!
> few(仕事モード)さん
蔑視もされれば崇拝もされる、女体。「母国」や「処女航海」といった言葉の
男性版がないことからも、昔からいろんなものの「象徴」となっていた存在だと思います。
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