好きだったマンガ～ヒッピーカルチャー

漫画好きである

上に兄弟がいる人間はそうじて比較的早熟
僕はその典型的な例かもしれない
小学校の時には自分で小学生の読むジャンプとかを買い
兄貴がヤンマガ、その当時あったか微妙だがスピリッツとか
そんなこんなで高校に上がった時には
ビックコミックオリジナルと漫画アクションを買っていた
少年誌は当然誰かが買ってくるし
青年誌もそう
となると
比較的おっさんのよむオリジナルとかアクションを読んで大人ぶっていた

僕自身が珈琲が好きで
高校生の頃は大抵決まった喫茶店に通っていた
一つは下北の老舗のジャズ喫茶「まさこ」
もう一つは地元にあったジャズ喫茶
当時の喫茶店は漫画もかなりの量を置いてあり
大抵はゴルゴなのだがそこに必ず混じっていた漫画がある

狩無麻礼（かりぶ・まれい）という原作者の作品

「ハード＆ルーズ」
「ボーダー」
は必ず置いてあった

「ボーダー」
まさにピッピー世代が旅を終えて日本に帰ってきたら
思い描いていた日本と違いバブル真っ盛りな日本に辟易する主人公に甚く共鳴した

なんか日本間違っているんじゃネーの？

ガキなりにそう感じた

漫画のクセに漫画だからこそガキの心に深く何かを残して行った

ラストは話にならないくらい内容が破壌していたがそれでもなお心に深く残っている

漫画はほぼ捨てたがこれは残している

そしてヒッピーカルチャー

７０年代当時のものとは違う形で今でも残っている

しかし今の奴らもラブアンドピース

バカだと思う

現実を見ないで夢ばかりを追う

現実の政治経済の動きを見ないとラブもピースもない

現実を見かつ制限のある生活を考えればお題目を挙げれば救われる訳ではない

日々のニュースを少しでも見ればピースなど簡単には得られない事くらいは理解して欲しい

ヒッピーは悪くないよ

今あるピッピーカルチャーについて気が向けば書きます
なかなか難しい生き方だけどね