- 名前
- ベソ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 64歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- コミンテルンが我が国の歴史を狂わせた。中学校の歴史授業でゾルゲ事件を教えるべし。 我...
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既視感
2013年12月04日 00:23
若者の言葉が乱れている、とはいつの世でも言われて来たことやと思いますが、今の若者の言葉もまた難解でございますな。
称して「キモい」… これは「気持ち悪い」の略だそうで。
「ハズい」… これは「恥ずかしい」、
「ムズイ」… これは「難しい」の略だそうです。
こうなると言葉の乱れというよりは破壊ですな。
年寄りには馴染める馴染めないの問題ではなく、危機感を覚えます。
ジョージ・オーウェルの「1984」にnewspeakという省略版の英語が出て来ます。
施政者側がそれを学校で教え、従来の英語の使用を禁止して普及させる、というストーリー。
施政者側の狙いは、ズバリ一般市民の家畜化にあります。
簡略化した言語のみに頼らせることで、複雑な思考能力を奪うことを意図したものです。
即ち、政府を批判したり、反政府活動をしたり…というだけでなく、批判的な心の働き自体の芽を摘み取ってしまおう、という発想です。
オーウェルはこの作品を先の大戦終結直後に著しています。ソ連に於ける現実の脅威として、です。
その慧眼には驚かされますな。
さて、今日の若者言葉の話の続きです。
随分前になりますが…
「当世風」という意味の当時の若者言葉に、「ナウい」というのがありました。
懐かしさに思わず笑ってしまった貴女。同世代ですね。
さて、当時のナウい若者やったベソは、まあ当時の若者言葉を駆使して会話していた訳ですよ。
「 週末カラオケ行けへ~ん?」
今と変わりません。
で、その変形版として、「イマい」という表現もありましたな。
何とも素朴というか、ストレートな言葉です。
で、今日の若者の何でも省略してしまう言葉使いに、当時の若者言葉と一脈通じるものを感じた次第。
ということは、これは永遠に繰り返される世代間バトルの一舞台でしかないのか…
だって先人は今でも我々が使う言葉を残してくれていますからね。
料理が美味しくないことを
「マズい」
という。
余り変わりません。
という訳で。
皆様ええ夜を。
このデジログへのコメント
> あまいさん
同意してくれる貴女は昭和の女⁇
わしにはそんな貴女が安心出来る相手です…
> ゆん☆ミさん
なるほど。
言葉を飾ることで浅い思想を深く見せようとする。
逆に、練りに練った末の思考を一滴に凝縮し、極限まで密度を上げて開陳する。
何も可能なことです。
> ゆん☆ミさん
貴女とつながる為のツールとしての言葉は、技巧を凝らしたキラキラしたものがええのか。
それとも率直な、飾りのない、筋肉質な言葉が効果的なのか。
その答えを探すのもまた航海ですね。
> ゆん☆ミさん
全部…
時に技巧的に、時に率直に。
時に婉曲に、時に直線に。
そして時に妖艶に、時に豪気に。
わしが言葉を操り貴女を手繰り寄せたら、貴女は目を閉じてくれるやろか…
> ゆん☆ミさん
正解って、わしがJさん?
わしって知的でセクシー?
貴女がそんな風に思ってくれてるとは…
嬉しいような恥ずかしいような。
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