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いろは和讃(いろは歌)
2013年11月05日 14:17
デジの世界ではいろは・・・が圧倒的に分かり易い。いろは48手とか言いますものね。
ある告別式に参列した時、読経の後お坊さんの説法で「いろは和讃」と言う紙が配布された。
いろは和讃
1.霞にまごう桜花 錦織りなすもみじばも 夜半の嵐にさそわれて 色はにほへど散りぬるを
2.流れ静かに行く水と 人の命の定めなく 呼べど帰らぬ鹿島だち 我が世誰ぞ常ならむ
3.黒白も分かぬ冥府の路 独りの旅と思いしに 大師の御手に導かれ 有為の奥山けふこえて
4.嬉しやここは蜜厳の 浄土なりけりあな貴と 諸仏菩薩に守られて あさき夢みじ酔ひもせず
和讃 というのは仏、菩薩、教法、先徳などを和語で讃嘆した歌のことなのだそうです。
各節の最後の段が いわゆる「いろは歌」になっている。
色は匂えど散りぬるを 万物は常に生成、変化、消滅しており一時もとどまってはいない。
我が世誰ぞ常ならむ 製るものは必ず滅びる
有為の奥山けふ越えて 生まれ死ぬと言う無上の現世を超越して悟りの境地に至り
浅き夢見じ酔いもせず 煩悩に満ちた現世を脱し、酔いもせず生死の苦から解き放たれ
た時、真の楽しみの境地が開かれる
いろは歌は大変良くできた歌で大好きですね。
平安末期に流行した7,5を四回繰り返す今様の形式で作られ、さらに仮名を一字を一回づつ
使うという制約のもとで作られた最高傑作と言われて今に伝わったものです。
明治からは50音字が主流となりましたが日本語のあちこちにいろは48i文字の名残がありま
すね。
真言宗智山派のお坊さんの説法からでした。 紙を配布して歌い、中身の解説をするなんて
珍しいですよね。
このデジログへのコメント
> momo.kyさん
ありがとう! 色は匂えど散りぬる・・・いろはにほへと・・・までは誰でも知ってる。その後がなかなか。 笑
いろは和讃素敵なお話でした
品の良い言葉遊びは楽しくって 心地好く響いて良いですね
> Pandoraさん
品などかけらもなく語っておりやす。笑 (どうせ見えないから・・) 父は曹洞宗の住職だった。
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