生きる苦しみ

朝日新聞に引きこもりのことが連載されている。３６歳になる息子に３食、食事を運ぶ母親の苦痛が胸を打つ。私はね。この引きこもりの女子高生の家に行っていたことがある。４年間、途中から、オジサンと言うのもこの家に参入してきた。さらにおとーさんがリストラされた。３人も家で閉じこもっているその家に家庭教師で通っていた。彼らは何をやってんだと思っていた。しかしね。今回は私も引きこもりたかった。初めて彼らの苦痛がわかった。本当にもう生きることが嫌だった。何もかもうんざりだった。うんざりをうんコリと書いてみてニヤッと笑う自分が嫌だった。ぜってい、四国八十八か所周ってやると思った。阿波踊りに夢中になっていた時、四国はいいと言う話を誰にもした。ある学校の教頭が私も四国へ行きましたと言うからね。いいですね四国はと言うと、早稲田の４年生だった息子が交通事故で死んで夫婦で四国八十八か所を巡ったと言っていた。聞いていて言葉にはなりませんでしたね。Ｗｈａｔ　Ｉ　ｓａｙですよ。