- 名前
- 伊沙那
- 性別
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- 年齢
- 39歳
- 住所
- 京都
- 自己紹介
- 音楽、映画鑑賞。あまり知名度の高くない作品がよく心の琴線に触れます 読書。古い作品を...
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【徒然】ヲタク及びサブカルチャー考察 Ⅱ【不定期】
2013年06月29日 03:26
はい、どうも
徒然に考察~です
男女問わずお目汚し程度の軽い気持ちで読んでやって下さい
少しでも面白いと思って頂けましたら幸いでございます
第二回目はサブカルチャー系
テーマは
『ドラキュラの特徴と弱点、その変遷』
です
最近傾向は薄れてきましたが誤解されがちなのはヴァンパイアとドラキュラが全く同じと捉えられている場合がありますが
大まかに言うとヴァンパイアはヨーロッパにおける悪霊、屍鬼などや血を吸う怪物の類を指す総称で狼男などもヴァンパイアに含まれます
次にドラキュラ
一言で言えば固有名詞ですね
19世紀末、ブラム・ストーカーが小説、女吸血鬼「カーミラ」に影響を受け、実在の人物をモチーフに書いた怪奇小説「不完全な死」(後「ドラキュラ」に改題)の登場人物です
つまりヴァンパイアのドラキュラと言う意味合いで捉えるのが正確ですね
ここで問題ですが
ドラキュラの特徴で正解なのはどれでしょう?
①故郷の土でしか眠れない
②霧に変身する
③太陽の光を浴びても死なない
正解は・・・・・・
全部です
①作中でドラキュラはロンドンに移り住む時、数十個の土を敷き詰めた棺を持ち込み拠点を設定していました
②窓や扉の隙間から忍び込む時、霧なるそうです
③作中でドラキュラは2度ほど日中散歩(!)をしています
①と②はヨーロッパにおける吸血鬼伝承を基に創られた設定で埋葬された地に縛られている、起き上がりの時如何にして出て来るかを想像された結果です
問題は③ですね
ドラキュラと言えば日光を浴びて灰になる、と言うイメージが強いですが実は
1922年にドイツで作製されたサイレント映画「ノスフェラトゥ」の影響です
(登場人物の名前を変えただけで「ドラキュラ」を無許可で作製し裁判沙汰でフィルム焼打ち処分になった作品ですw)
この映画でノスフェラトゥ=ドラキュラが日光を浴びて灰となる最期が描かれたのですがその印象があまりにも強くそれが取り入れられたようです
今風の表現で言うと
二次創作がオリジナルに影響を与えた、と言った感じでしょうか
ドラキュラの弱点と言えばその方面に明るくない方でも幾つか上げられると思います
実際、川、十字架、イコン、薬草、にんにくなど枚挙に暇ないです
これはドラキュラがある種『超一級』の怪物であるからかと思います
シンプルな表現ですが怪物などは知名度がそのまま強さに繋がります(ある意味で信仰と同じです)
昔の語りで恐れられた存在は逆に「こうすれば助かる」と言う対策を練られた筈です
それが多ければ多いほど・・・と言った次第ではないでしょうか
強大になり過ぎたドラキュラは人の認識の変遷で他のヴァンパイアの弱点まで受け継いだ傾向すらあります
少し違うかもですが有名税みたいな物ですかねw
ここまで書いて私が何を言いたかったかと申しますと
一般的と思われている事が必ずしも正しい訳ではない
大衆の意識力の強さは起源すら曲げる
ですかね
どちらも人の思考、想像が成せる興味深い現象です
どうも、長々と失礼致しました
何かしらの反応がございましたら私の奴が喜びます
時間が出来ましたらまた徒然に・・・・・・
このデジログへのコメント
> アリサ・ミッターカイゼルさん
コメントありがとです^^
そうですね鏡は魂を写すと信じられていたので空虚な屍鬼は写らないと言われていたようですね
お暇があれば読みに来てやって下さい
なんかわくわくしました(笑)
ロジックなど得意そうですね!
> あおいさんさん
コメントありがとうです^^
根が理屈家なんで順序だててしか書けないんですよ
ロジックなんて大層な物でもないですし思考パズルもほぼ触れたことないです^^;
ヴァンパイアもの作品ってなんだか不思議と心惹かれます。現実考えたら怖いんですけどね。
> しゅりりんさん
コメントありがとです^^
空想だから良いのですよ♪
創造、思考は古くから人が持ち得る最高の娯楽にして救済だと自負しております…て、ちょっと固いですかね^^;
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