奇跡の旅 2

湯河原の事は
裏デジの湯河原2に書きましたが

泊まった小さな旅館は40代の女将で3代目
お祖母様が創って、母も大女将で健在ですよと
愛想が良い女将は24時間源泉掛け流しだから
何時でもどうぞと勧めてくれた

透明の湯は肌にも優しく温度もちょうどいい
その日は3回、翌朝1回の4回
入る度に又入りたくなる不思議な感覚

壁の大きな桜の写真は
会津の滝桜
既に葉桜のここだけど
東北はこれから満開
写真は常連さんの作品だそうで
他にも富士山や地元の写真も
プレゼントとの事

食事も安い割にはまあまあ
女将が服部料理学校で勉強して覚えた
板前さんならとてもこの値段では
お出しできませんと
ほぼ付きっきりの中居さん
町営美術館のお話も
中居さんのお薦めがきっかけでした

ゆったりした気持ちに成って
折角来たから伊豆にもう一泊しますかと
iPad検索してると
河津の温泉が伊勢海老鮑２食付きの半額サービス

近くに以前二人で下田に泊まった時知り会えた
ヨットで高名な画家の柏村画伯の
お宅も有ったから
行きましょうと電話で申し込み
画伯に電話すると同じ番号！

え？ホテルなの？
宮古島のホテル開発を担当した息子さんが
JALを退職して奥様とやってた
トンガにご縁の美術館ホテル
ギャラリーコート・アファ・アトゥでした。

同行の友人と柏村画伯は面識以来文通の仲
画伯は確か90歳最後のチャンス
いえ一期一会

湯河原熱海の桜は終わったけれど
箱根なら満開ですよ
標高が高いから

友人は箱根芦ノ湖まで行きたいと言う
修学旅行以来だからね

翌朝早めに宿を出て
美術館を楽しみ
そこから登山バスで
満開の桜と見事な富士山を眺めて
着いた箱根港は
海賊船の出発する処でした。

続く