- 名前
- ゆり
- 性別
- ♀
- 年齢
- 44歳
- 住所
- 大阪
- 自己紹介
- ゆりはごく普通の天然女性です。 よろぴく☆ ログも読んでやってね。 アドヴァイスもよろぴ♪
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Hシリーズ★優秀な小児科医の自殺 挫折のエリート
2013年03月20日 00:12
先日、大阪に来ていたCさんとお茶。
席に座っていると、ほどなくCさんがお目見え。バッグとリュックを背負っている。大荷物だ。
Cさん:「明日は京都だよ。今日は急遽、大阪。知人の小児科医のお葬式だったんだ。自殺らしい。首を吊っているところを帰宅した奥様が発見したとか。奥様は今日、号泣してたよ」
私:「自殺?Cさんの親しい人ですか?」
Cさん:「いや、私は学会やシンポジウムで数回顔を合わせた程度。話もしたことないけどかなり優秀な人だったそうだよ」
「でもさ」とCさんは続けた。
Cさん:「去年くらいから、もう一段階優秀な若い医者が出てきたようで、彼は悩んでノイローゼ気味だったそうだ。学会での発表者も彼からその若い人に変わったし、シンポジウムでの発表者もその若い人がよく出されるようになったらしい。彼としてはプライドが耐え切れなかったのかな?」
私:「その人の死因に不審なところはないですか?自殺に見せかけた殺人のケースは?」
Cさん:「検死にも回されたけど、不審な点はないそうだ。奥様は数日前から実家帰りしていて、帰宅して発見したけど、死後1日過ぎていたんだって」
挫折のエリートか・・・。優秀な人はより優秀な人の存在があると、自分が劣っているような錯覚をするケースがある。
挫折慣れ、敗北慣れしていないのである。
ある人にとっては少しの苦痛でもある人にとっては激痛に感じる。精神的ショックは個人差が大きい。
私:「そういう人は私みたいな非エリート系には考えられないような苦悩があるんでしょうね。私だったら、自分がトップじゃないなんて当たり前だから何も思わないけど。上には上があるって思えないのかしら?」
Cさん:「ゆりさんがエリート系でないとも思わないけどさ」
と、Cさんは社交辞令で一旦否定してから続けた。
Cさん:「上には上がある。トップがあればビリもある。でも常に自分がトップでないと気に入らないって人もいるんだなぁ」
そんなに優秀な人なら、若手の優秀な人が出てきたら、「これは頼もしい。優秀な人材があるというのは素晴らしい事だ」って考えられないものかな?いや、これも私がトップエリートでないからこその考え方か。
一回でいいから(自分より優秀な人がいるなんて・・・ううう(TT))と嘆いてみたいもんだ。
(ウラに続く)
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