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裏声で歌え君が代
2013年03月09日 10:45
卒業式に何かと問題になるのは、君が代です。
大阪では、歌っているかどうかを監督する者がいて、歌ってない者を処分したという話がありましたが、どうしてそこまでしなければならないのか、私には判りません。
昭和41年3月に卒業した頃、卒業式の式次第には、国歌斉唱とありました。その後、母校では、斉唱がなくなり、君が代吹奏になりました。
この頃、ある高校の卒業式で、ピアノ演奏をしており、ジャズ風にアレンジされて話題になったこともありました。
70年安保のあと、学生運動は高校生にも波及し、厳密な意味で高校での”国歌”としての取り扱いが、問題になっていたのだと思われます。国歌=君が代を否定するものだったのでしょう。
同じ潮流の中、母校での卒業式では、国歌が君が代に変わり、斉唱が吹奏に変わっていたのだと思います。
こうした現状は、世間から見れば「赤」の高校となります。なぜ「赤」なのかと思いますが、「赤」なんですね。どうしても反権力に対しては、「赤」と決めつけたいのです。「赤」=悪と烙印を押したいのです。お上に逆らわせないために。
時の県教育委員長であり、母校の大先輩は、卒業式の教育委員会告示で、用意されたものを読まず、当時のベストセラー丸谷才一の『裏声で歌え君が代』をもじって、斉唱せず吹奏する現場を批判されたそうです。
現場の教員は、言われなき「赤」決めつけに耐えねばならぬ苦しみを、吐露してくれたものです。
亡くなった米長邦雄氏が都の教育委員であったとき、園遊会において今上天皇に、「君が代を歌わせることが私のつとめです」的なことを述べ、「強制にならないように」と言われるところがニュースになったが、よくよく思慮すべきことだと思います。
国歌法案の国会審議でも問題になったが、「強制」でない「義務」だと言う論法は、可決後の「法案」一人歩きの感を否めない。
私は今もって、君が代を裏声で歌っている。「強制」でない「義務」だと言う詭弁に対する抵抗として。
このデジログへのコメント
さすがに福井の人はお分かりです。
ちなみに小生も福井の勝山出身で、来春次男が「デンヨー」に入ります。
コメントありがとうございます。
こうしたサイトは、堅いことを書くといやがられます。かといって、お遊びにすると批判されます。何かが違うんだと思いました。
ポイントは買わない主義です。メールはできません。
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