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包丁を作る

2005年08月09日 11:59

大阪で、包丁火入れ体験をした。思うに、夏のイベントではない。それから、大雑把な人にはむいてない。

 鍛冶屋の作業服はてっきり、白い天狗か、山伏のような服かと思ったら、なんか普通に青い作業服
  いや、予想シテマシタヨ。んな、いまどき…
     はぁ…

 んで、鍛冶って、ものすごい火花が散っているかんじ。だとおもってた。
 力いっぱいカーン”!!!!って、しても、かなしいかな、所詮、文系ひ弱っ子。当たらなかったりする。

 「よかった。これが餅つきだたら、私の手入りの餅をついてるよ!」という、無神経な相方のチャチャいれをききながら、ともかく、叩き続ける。
 
 どーしても、叩きやすいとこが、どんどん薄く、たたきにくいトコはそのまんまになる。たたく前の方が歯は均等だったような…

 見ていた先生が、ニヤニヤ笑ってるのもヤダ! 相方は「微笑んでんだよ」というけど、神聖な火事場で笑うなぁ!!

 しかも、とっても熱い。もうだめだ。外に出ると、35度はあるはずの大阪の気温が大変涼しく感じる。そして、エアコンのかかっている部屋が冷たく感じる… 我慢大会ってこんな感じ何んだろうなあ…

 けっきょく、先生にてつだってもらって、なんとか、均等っぽく仕上げた。 先生がやると、包丁はとても素直にうすくなる。トン、トン、トンで、完成。
 私が、何のためにたたきつづけたのかわからん…
 結論→鍛冶は力のあるOR器用なひとのお仕事
    私には、どうやら向いてない…
    と、波打つ包丁を見て思った。

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