- 名前
- くまごろう
- 性別
- ♂
- 年齢
- 56歳
- 住所
- 鳥取
- 自己紹介
- 最近は正しい近代史を中心にログを綴っております。 日本人であることを誇らしく思う今日...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
アマチュアスポーツの指導者
2013年01月12日 00:28
アマチュアスポーツの指導者が問題起こすたびに考えることがありましてね。
わしも小学校のころからサッカーやってました。
中学校の頃まではとても楽しいと思ってました。
高校になって、情熱が一気に冷めました。
原因は体罰と先輩の「罰ゲーム」と称するしごき。
わしの通っていた高校は、私立のバカオールスターズみたいなとこでした。
罰ゲームの理由なんて単純なんですよ。先輩もOBもバカだから。
わしの場合は進学クラスで、バカどもより授業がひとコマ多いもんですから、練習には絶対に一時間遅れるわけですよ。
そんなもん、わざとやってるわけじゃない。
ところがバカどもは、それを理由に一年全員を「罰ゲーム」に処する。まわりはとばっちりなわけです。
そんなん、もう楽しくもなんともありませんわな。
部室ではタバコ吸ってビール飲んで、一年をパシリに使って、そりゃもうやりたい放題ですわ。
そんなわけで情熱はすっかりなくなって、わずか一年で部活辞めました。
その後、いろいろあって地元の少年サッカーのコーチやることになって、高校生活残りの2年間を指導者として送りました。
楽しかったですよ。
子供たちと一緒に遊んでたようなもんでしたけど、なんでかすごく強くなって、県大会でベスト4とか上り詰めちゃってみたり。
みんな楽しそうでした。わしも楽しかったし。
その後、大学に進んで、たまたま小学生にボール蹴り返してあげたらそれがきっかけで、またしてもそこの小学校の指導に携わることになってしまいましてね。
それがまためっちゃ弱いチームでしてww
試合が近くなると、うまいやつが練習に出て来る。そして当たり前のように試合に出たあとは、次の試合まで練習に来なくなる。
典型的なダメチーム。
そういうチームには何か罰を与えないとダメなんですよ。
そこで顧問の先生に直談判して、チーム編成を任せてもらいました。
何をしたかというと、普段から練習に来てる子供を優先して試合に出すようにしました。
当然戦力はガタ落ちします。
6年生のキャプテンも「うまいやつ使ってくれ」と言ってきた。
顧問も保護者もそう言ってきました。
全部突っぱねましたけどねw
その要望が挙がるたびに「まじめにやってる人間がバカを見るような編成はしないから」と、突っぱねました。
美味いとこだけ掠め取っていくような編成してたら、チームがまとまるわけが無いじゃないですか。
まあコテンパンに負けます。
すると、試合の次の日からは、上手いのに試合に出してもらえなかった子もちゃんと練習に出てくるようになります。
普段から選手が揃うから、連係プレーの練習も毎日できるようになる。
最後の試合がある頃には、ちゃんと勝てるチームになっていたもんです。
年度の最後に懇親会やったときに、焼肉食いながらみんなの前でこの話をして、一年の成果を確認してもらいました。父兄も顧問も子供たちも一緒に。
誰も異論を唱えず、納得してくれましたよ。
アマチュアスポーツというのは、そういうもんなんですよ。
そういうもんでいいと思ってます。
このデジログへのコメント
コメントを書く