- 名前
- bishop
- 性別
- ♂
- 年齢
- 41歳
- 住所
- 茨城
- 自己紹介
- 好きな飲み物は、大塚製薬のステビア! 好きな食べ物は、カロリーメイトのベジタブル味!...
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前回の続き
2012年08月25日 10:28
①いつものようにコインランドリーに行った
②何故か友達が出来た
③そして目の前に幼女がいる
幼女と言っても小学校高学年
足がスラリと伸びていて
とても茨城の田舎娘といった風貌ではない
友達と幼女が話をしている
小遣いがどうとかアレを買って欲しいとか
ママと娘のありきたりな会話だ
で
ママさん
この気まずい間は何ですか
あれ
もう小遣いについての会話は良いのですか
そうですか
タバコおいしいですか
[こちら、ケータイを拾ってくれた人です]
あ、どうも。こちらがケータイを落とした人です。
笑い出す幼女
そして2人の隙間にちょこんと座る
[あ、そうだ。さっき話してたアレ見せて。]
え、うん(肩掛けバックの中からゲームソフトを取り出す)ほい、これがどうかしたの?
[(視線を幼女に向け)見て、頑張ってる人っていうのは、こういう事なのよ。]
目を丸くして、口をあんぐりと開ける幼女。
輝いている。
幼女の目が輝いている。
良かったらやってみるけ?
どうやらそのゲームソフトは、今もテレビのCMで流れていて、結構気になっていたらしい。
私はテレビを見ないので、まずその反応に驚いたのだ。
と言うか、娘の教育の為に、まんまと良い大人の手本にされる私って……
少し話は戻り、二度目ましての前辺り。
確か、彼女(母)に、私が[ちゃんと良いもん食ってんの?]と電話越しに言った時、彼女は[良いもんって何よ]と返したのだ。
ふと、大家さんからたまに頂く高級鶏卵を思い出した。
(茶色い殻の6個入りのヤツね)
仕事をし始めてすっかり自炊をしなくなった私は、賞味期限が近付いているそれを思い出す。
良かったら、ウチに高い鶏卵あるんだけど、いる?
賞味期限近いけど。(残り2日)
[え、良いの?ありがとー。]
娘の好物の1つがオムライスだとか。
時間は戻り、ゲームに夢中の幼女を挟んで会話する2人。
鶏卵を差し出すと、彼女は[ちょっと待っててね]と言う。
そして建物の中に引っ込む彼女。
私の左隣にはゲームに夢中の幼女。
そして私は、何故か彼女が娘に一旦取りに行かせた彼女所有のゲームをプレイしている。
赤の他人が隣同士でゲームに熱中する。
5分経っても彼女はまだ帰って来ない。
いったい何をしているのだろう。
ねぇ娘ちゃん、ママ遅いね。
何してんだろうね。
トイレにしちゃあ長いよね。
途中で寝ちゃってたりしてね。
[なわけないじゃん]と言わんばかりのニヤリとして首を傾げた幼女。
10分後くらいであろうか
戻って来た彼女の手には、小さいタッパーが1つ。
[はい、お返し。]
中身は、厚みのある卵焼き。
[甘い卵焼きは平気な人?]
え、うん。
[良かった。あと、こっちは大家さんへのお茶菓子。]
麦焦がし。
う~む
タッパーを返却するのと、大家さんに茶菓子をあげた報告をするのに、また彼女と会う必要がありそうだ。
と、そんなこんなで夜も更け、夏休み中とは言え夜更かしし過ぎの娘ちゃんを部屋へ戻す事に。
娘ちゃんはゲームの電源を切り、私へとゲームを返して一言。
[ありがとうございました。]
思わず、おーエラい。と言ってしまう私。
シングルマザーでも、本当に立派に頑張っているのだろうというのが、娘ちゃんのその一言に詰まっている気がした。
翌朝、ほんのり甘みの効いた出汁巻き卵をオカズに、半額の菓子パンを食べて仕事へ出掛ける私。
その翌日の休みの午前中に大家さんちを訪ね、迎えてくれた大家さんの奥さんに麦焦がしを渡す。
奥さん、麦焦がしは好物らしい。
最近出来た友達の事を話すと、友達さんに宜しくと言い、ファーストフード店で使えるドリンクの無料券を2枚頂いた。
彼女に一通り報告を済ませ、これはキミへのお返しだからと私は言うと、彼女と娘ちゃんの二人分として券を差し出す。
後日、結局私と彼女の二人分として券を使うことになるのだが、その話はいずれ、そのうち、いつか、また。
このデジログへのコメント
> 妖♪さん
あ~の~日あ~の~時~あ~の~場~所~でっていうメロディーが自然と出て来ただよ。
生卵をプレゼントしたら、厚焼き卵が返ってきたでござるの巻。
> ゆう*さん
なるほど、コレがウワサの井戸端会議ってヤツなのね!
彼女との行く末……それはまた、次の話(森本レオの声で)。
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