- 名前
- ゆり
- 性別
- ♀
- 年齢
- 44歳
- 住所
- 大阪
- 自己紹介
- ゆりはごく普通の天然女性です。 よろぴく☆ ログも読んでやってね。 アドヴァイスもよろぴ♪
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(先日の続き)裁判傍聴記 シンデレラコンプレックス?
2012年07月30日 01:15
被告女性は涙を流しながら聞いていた。裁判官の言うことがよくわかったのであろう。
それに、この女性は依存体質か?まともな男性と交際したら自分もまともになれるのでは・・・などとほとんど妄想に近い。
ちと古い言葉だけど「シンデレラコンプレックス」か。誰かが助けてくれる、じゃなくて、自分が自分を助けなきゃ、と本質に立ち返らないと何も進まない。
しかし、考えたらヘタにまともな男性とやらが近づかなくて良かったのかもしれない。
その男性にしても、恋をして「もう貴女しか見えない」状態のときはともかく、それから後の落ち着いたときからが問題である。
奇行をされ、その度に巻き込まれて迷惑かけられて「俺はこの女の薬物依存を治すための道具か?ずっと不利益を蒙らなければいけないのか?」と考え、大抵の人が「この女はとても俺の手の中に納まる人ではない」と離れていくであろう。
当然、その男性は傷つき、当の被告女性も傷つき、また薬物に戻るのも必然といえば必然の状況となる。
心に傷を負う人が増えるばかりである。
弁護士は被告女性の擁護を始めた。「裁判官。被告女性はなんとか覚せい剤をやめようと悩んでいます。私からもダルクに入院を勧めます。彼女自身も覚せい剤に染まったのは誰かのせいではなく、自分が悪かったんだとわかっています。ただ、人間の弱さというか、女性ゆえの考えというか、どこかの男性が治してくれるのではとついつい依存的に思考が向いたようです。彼女は薬物だけでなく男性にも依存していたとわかっていると思います」
ここでまた、私自身も反省。被告女性とはまたパターンが違うけど、私も依存とまではいかないかもだけど甘えん坊体質だからなぁ(*_*)
親や親しい人たちに甘えてばかりしてしまう・・・。自立しておらんなぁ。
私だって状況が違えば、被告女性のような人生を歩んだかもしれない。
裁判官に最後の意見を求められた被告女性は話しだした。「私、ダルクに行きたいです。なんとか自分で治そうとしたけど、私みたいな意志の弱い人間はまわりの環境からにしたほうがいいと思います」
-閉廷-
(ウラに続く)
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