ビジネスマンの父より息子への30通の手紙　＠17

ビジネスマンの父より息子への30通の手紙　キングレイ・ウォード

140万部突破という飾り表紙に気をとられツイツイ買った本ですが
内容がとにかく良い

新入社員とか、就職活動をしている学生
自分はできると勘違いしている若手社員にぴったりの本である。

もちろん俺にも！笑

様々な教訓が書いてあり、経営者になるためのノウハウであり
普段の仕事を行ううえでのノウハウであり
背中を追う人を間違えないためのノウハウでもある。

これを読んだだけで身に付くことはない
これを読むことで何を身に付けたらよいかがわかる本

最近いろいろなところで出てくる言葉はこの本が先か
それとも。。。

1冊の本しか読まない人を信用するな

という言葉を聞いたことがありますか？
最近では非常に多いのがドラッカーしか読んでいない人

すぐに貢献という言葉を出すからわかりやすい。
マネジメントというとドラッカーかぶれっぽい、なんて思っている節があるが
貢献というのは特にドラッカー信者のなかでも、ドラッカーしか読んでいない人の口癖なので気をつけましょう

さて、この本で印象に残ったのは（沢山あるんだけど）

フランシス・ベイコンの成功の秘訣
「読むことは人を豊かにし、話し合うことは人を機敏にし、書くことは人を確かにする」
これは一つがかけてもダメだが、特に話し合うこと、もしくは書くことが抜けている人が多いように思える。

自分の頭の中でだけ理論が出来上がっていて、いざ実行に移そうとすると様々な抜けが発見される。
俺も良くやった。　笑

この本では実社会であったり、礼儀作法であったり、投資であったり
とにかくシンプルな最も勝てる方法が書かれている。
全ての基本なのだ。

経営者として成功した父が、これから実業界に出て行く息子に当てて書いた
愛と知識のいっぱい詰まった手紙である。

是非読んでみてください。
3回読んで頭に叩き込もう。