ダイヤモンド

道を引き返した先で僕は、ひとりのふさぎ込んだ男に出会った。

目を腫らしたその男は静かに立ち上がり、僕を見てこう言った。

「やっと会えた…」

わけが分からず僕も口を開く。

「君は誰だい？」

なぜだろう。
君を知っている気がする。

その声は聞いたことある。
懐かしい声。
何かずいぶん大切な声。


ああ…、そういえば君は…、僕だ。


大嫌いな弱い僕を、
ずっと前にここに置き去りにしたんだ…。

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数年前の僕は、比較的キツい日々を送っていました。
ひたすら突っ走ってました。
自分でやるしかありませんでした。
自分がやるしかありませんでした。
泣き言なんか言ってる暇ありませんでした。

そんな頃に切り捨てた、自分の弱い部分。
今では、手を繋いで歩いています。
ひとりでは生きていけない自信があります。

反動のように、
人との繋がりを楽しんでいますo(^-^)o

強い部分、弱い部分、ともにかけがえのない大切なもの。

両方あってこそ見えてくる楽しさってもんが、あるんだと思います☆

日々に追われ苦しんでいる誰かへ。