【お題日記】こんなサプライズがうれしい

みなさん、こんばんは。マシェリです。土曜日の今日の関東地方はすっかり雨模様の一日ですね、お元気でいらっしゃいますか？

「こんなサプライズがうれしい」とは、みなさｎそれぞれにそのサプライズの内容が違うと思うのですが、一番嬉しくなってしまうのは、その方の人となりが感じられる接し方を私にしていただけたときです。

そろそろ５０代の声を聞く頃になってくれば、人生においてある程度のことは体験するようになってきているし、人生で引き起こされてくる出来事の内容に対しても、どういうことが原因でそうしたことが起きてきたのかということも含めて理解できることが多くなってきます。それを大人になるというなら、大人になったことでもありますし、聞き分けが良くなったといわれたらそれはそうなのでしょう。でも、いくつになっても嬉しくなってしまうのは、相手の方から驚くくらいガッツがある対応をされたり、目をむいてしまうくらいピュアな気持ちで私を楽しませようとしてくださるのがわかったときにはもう、大感激してしまい、時には涙すらしてしまいます。

みなさんは星占いをご存知だと思います。私の星座は蟹座で、１２星座中一番に感情に翻弄されるタイプといわれる星に生まれています。カニの姿からしてもおわかりのように、自分や愛する人・物を守らなければならないときはその甲羅をたてにするかのようにして戦いもすれば、気分が落ち込んでいるときにはその甲羅に隠れるかのようにして身をひそめてしまうといわれます。水の星座であるだけに、器が丸ければそこにそそがれた水は丸く収まりもすれば、四角いそれなら四角くもなり、また嵐のときの海は波が大きくはじけるように水がもつ顔もまたさまざまに違うのですよね。最近感じるのが、感情の起伏が激しいのと同じようにして、涙もろく大変な感激やでもあるということで、おいおい泣いてしまう姿を見せたくないがために、あえて無関心な態度をとってしまうこともありますが、実は心のうちでは、「え！？わー。どうしよう、きゃああ！」などという心の起伏を感じては、それをあまり外に出さないようにしているところもあります。なぜかというと、こうした性格を知らない方からしてみたら、そういう私の姿を見るのはうっとうしいと思うだろうからです。でも、自分の気持ちに嘘はつけないのですよね、家に帰ってきてからあれこれ思い出してはにこにこしたり、ぐすぐすしたりすることがあります。

そうした私が嬉しくなってしまうサプライズは、贈り物をいただくという物質的なことには限らず、むしろ、その方の気持ちにじかに触れられたような気がする瞬間です。たとえば、小さな子供さんがつまらなさそうにしている私に道端の花をちぎって差し出してくれた時には、そうしてくれた気持ちが嬉しくて、またそんな風にしてくれるとは思っていなかっただけに驚いて、そして、私のためにそうしてくれた気持ちに感激して、だらだらと涙してしまうくらい感激することがあります。嬉しくても悲しくても流す涙には自分でも困ってしまうことがあり、どうにかならないかと考えてしまうときもありましたが、今では、嬉しくて流せる涙があるうちには、まだ人間社会も悲観することはないのかもしれないのだから悪いことではないと思うようになりました。

今日は食事に出かけてきまして、ついさきほど戻ってきたところです。昼下がりからディナーで込み始める前のひとときを過ごしてきたのですが、そのレストランさんで過ごさせていただいたひとときは、給仕のみなさん、シェフのみなさんが本当に気持ちをこめて接してくださるのがこちらにもつたわってき、支払いをさせていただくのは私どもでありながらも、本当にありがとうございましたと何度もお礼をお伝えしあうようなひとときをへて帰ってきました。嬉しい気持ちを共有できるということが今の私はとても嬉しくて、涙こそはしませんでしたが、心が喜びに満ち溢れ、降る雨に濡れても気にせず戻ってくることができました。

「こんなサプライズがうれしい」、私には、その時々で互いににっこりと笑って過ごせるひとときであるだろうし、また震災後の先行き不安定な現在だからこそ、笑顔と気持ちの良い応対を得られることは、この上ないサプライズなのだと思うようになりました。いつ、ボディを離れることになるかわからないから、そのように感じるようになったのだと思います。

みなさんにおかれましては、いかがですか？

雨が降りしきる土曜日で、桜の花はもうとうに散ってしまいましたが、代わりに青葉が美しくなる頃ですよね。みなさんにおかれましても、どうぞ良い週末となりますようにお祈りしています。

マシェリ