- 名前
- くまごろう
- 性別
- ♂
- 年齢
- 56歳
- 住所
- 鳥取
- 自己紹介
- 最近は正しい近代史を中心にログを綴っております。 日本人であることを誇らしく思う今日...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
皇室の費用
2012年02月14日 11:30
皇室の年間費用ってどれくらいか知ってますか?
【平成18年度宮内庁関係予算】
①皇室費 68億5157万円
内訳 宮廷費 62億5399万円
内廷費 3億2400万円
皇族費 2億7359万円
②宮内庁費 106億6156万円
合計 175億1313万円
宮廷費というのは、公的な行事や祭典、礼典、また不動産などの維持管理に必要な費用のことで、これがいちばん大きい金額です。
たとえば皇居、京都御所、那須御用邸、赤坂御用地、御料牧場などなど、皇室に関る財産だけでも莫大な維持管理費が必要になります。
これに各国のVIPを迎えての宮中晩餐会や、各種礼典祭典の運営準備費、人件費などなど。
内廷費と皇族費は、天皇ご一家と各皇族の私的な費用です。
身辺警護や従者の経費、ご子息の就学費などもここから出されます。
ちなみに秋篠宮家の場合、皇族費は毎年5千万円くらい。
そのうちの半分近くが人件費、残りの分からご子息の就学費やらなんやら支出して、水道光熱費などを支払った残りで生活をされているわけです。
公式行事にご出席される際の衣装代なども、当然ここから捻出されます。
さすがに日本の皇族が、はるやまのスーツ着て公務に就けるわけがないですわな。
ちなみに皇族には医療保険がありません。
なので、風邪で医者にかかったり、虫歯で歯医者にかかったりすると、診療費は十割負担で、歳費から支払わなければなりません。まして大病をなさり、手術が必要になった場合は、大変な負担になるのです。
現在、天皇陛下は心臓手術を控えておられますが、当然これも内廷費から捻出されるものです。
震災後の東北御巡幸や、各国王室祭典へのご出席などの際の交通費なども、当然宮廷費で賄われるわけです。
終戦直後の頃のように、県庁庁舎や列車内でお泊りしてもらうわけにいかんでしょうが。
皇室を税金ドロボウ呼ばわりするバカもたくさんいますが、国民一人当たり、年間でたった120円ほどですよ。
たった120円。缶コーヒー1本分。
天皇陛下以外、誰がいったい世界のVIPをもてなすことが出来るというのか。野田や小沢が出来るわけねーだろ。
世界最高の権威である皇室という存在が、我々の知らないところで、とてつもない恩恵となっていることを知らない日本人は非常に多いわけですが。
それにしても非常に少なくて驚きですわ。
寬仁親王殿下が月刊誌のインタビューで次のようにお話しになっていらっしゃいます。
「幸いに私には講演料や印税などがありますから、娘たちに栄耀栄華(えいようえいか)とまではいかなくても、それなりの生活を送らせることができますが、それがなければ本当にぎりぎりの生活でしょうね。」(『文藝春秋』平成18年2月号)
日本国憲法 第一章「天皇」、第一条【天皇の地位・国民主権】
「天皇は、日本国の象徴(しょうちょう)であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権(しゅけん)の存(そん)する日本国民の総意(そうい)に基(もとづ)く。」
日本国憲法 第七章「財政」、第八十八条【皇室財産・皇室の費用】
「すべて皇室財産は、国に属する。すべて皇室の費用は、予算に計上して国会の議決を経なければならない。」
日本国憲法に規定してあるとおりです。
日本国の最高法規に記載してあるとおり、税金ドロボウでもなんでもない。
皇室予算を批判するのはただのバカ。
このデジログへのコメント
コメントを書く