エシャロットばくだん

こんちゃー

今日は頭痛がするのでジムはお休みしてまーす






昨日の続き

居酒屋に様変わりした蕎麦屋へお邪魔した

が

カウンターの向こうにいたのは

いつものあの蕎麦のおっちゃんではない

違うおっちゃんと

ノリとガタイの良い兄ちゃん



昼間にいるおっちゃんに[たまには飲みに来いよ]って言われてるんですよ

というとすんなり受け入れてくれる

おっちゃんが出て来るのは6時半頃らしい

それまではせっかくだし

何か頂くことにした



ここの店のシステムはちょっと変わっていて

言うなればプチ食券スタイルか

1000円単位でチケットを買い

余ったら払い戻してくれる



とりあえず野口英世を１人旅立たせる

飲み物は……とメニューを見ると

変わったものが目に入る

ばくだん

あんちゃんに尋ねてみる

するとなんと

ウィスキーをビールで割ったもの

と言われる



ものは試し

とりあえず注文しみる



つまみは色々あった

気になる名前のものもあったので

あんちゃんに色々聞いてみた

でも結局頼んだのはエシャロット

昔父親がよく食べていたのを思い出した

途中までシャルロットだと思ってたことも思い出した



味噌を付けてシャクリ

らっきょうのような辛さがツンと込み上げ

味噌の塩気で飲み物も進む



と

思っただろ



あめぇよ

俺がカシオレ一杯で酔えるの知ってるだろ

お酒をお酒で割ったやつなんか

グビグビ飲めるわけねーだろ

度数高い上に炭酸やで



半分飲んだだけで眠くなっちゃうよね

いくらなんでもエシャロットだけじゃどうにもなんないよね

もうね

顔は赤い

息は浅い

目は重い

金は無い(なぅ)






意識が薄れていくなかで



誰かが俺を呼ぶ声が聞こえてくるような……



うーん



むにゃむにゃ






続く