- 名前
- bishop
- 性別
- ♂
- 年齢
- 41歳
- 住所
- 茨城
- 自己紹介
- 好きな飲み物は、大塚製薬のステビア! 好きな食べ物は、カロリーメイトのベジタブル味!...
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障害者の作ったお菓子
2012年01月04日 23:56
昨日の続きー
蕎麦屋が居酒屋に様変わりするまで
蕎麦屋のおっちゃんとはまた別の人に会いに行った
某都心部の駅近くにその店はある
店主の女性は難読症
文字の読み書きが苦手なのだ
(勿論全く出来ないわけではなく、時間がかかるだけである)
それ以外は普通の女性である
むしろ外国語がペラペラだったりする
日本の学校のテストは
当たり前の様に読み書きが必要になる
問題文を読んで
答えを書く
彼女はその行動に
人の倍以上の時間を費やさねばならない
なので外国の学校へ行ったのだ
そしてそこで初めて難読症の事を知ったらしいのだが
人の人生を僕がとやかく言うのは適切ではないだろう
そんなわけでガラッと空気を変えて
久々(つっても約2ヶ月ぶり)に訪ねた
互いに近況を話し合う
お店はあんまり良い状態とは言えないらしい
固定客は少ないながらもいるが
丸2時間誰も来ない時もあり
貯金を切り崩して家賃を払っている状態とか
僕の方はというと
いよいよ明日から朝起きる生活が始まる
とだけ言っておこう
彼女の店はお菓子をメインに扱っている
オススメを聞くと
(写メには無いが)豆乳クッキー
これがまた美味しくてだな
牛乳よりもずっとミルキーなんだ
んで、サクッとしっとり、香りがふんわり
せっかくなので色々見てみる
(同じく写メには無いが)レモンクッキーをチョイス
すると[良い目してるねー]みたいな事を言ってくれる
個人的にレモンクッキーには思い出があるのだ
私と彼女は、偶然同じ病院の同じ先生が担当していたという繋がりがある
最寄り駅から病院へ向かう道のりに
そのレモンクッキーはある
見た目は喫茶店だろうか
どうみても店主のおっちゃんが片手間に作ったんだろうと感じてしまうのだが
コレがまたどれもなかなか美味いのだ
ゴマをふんだん使った香ばしいゴマクッキーが店主のオススメだったかな?
でも個人的に好きなのがレモンクッキー
コレがねー
あのねー
超絶酸っぱい。
香ばしくて美味いから食べたいんだけど
パリッとサクッとするたびに
汁気を全然感じないのに
レモンをそのまま食べてんじゃないのかって位に
激烈酸っぱい。
きょ……じゃねえな、もう年変わったからおととしか
勤務先のクリスマス土産にも買ってったっけ(勿論レモン以外も)
話は戻り彼女のお店
後はまー説明せずとも見たまんま伝わるであろう3品だ
ラズベリーのはラスクです(驚くことに人工着色料無しでこの色)
どれも素材が生かされていて美味かったわー
彼女はこう言った
別にこのお菓子達は
この店だけじゃない
(障害者の人達が工場で作ったものを仕入れている)
通販で手に入るのもある
これじゃ私
ただのボランティアだよ
読み書きが苦手な事以外は
普通の女性なのだ
料理が得意で
美容師の腕前もあって
それでも読み書きが苦手だから
どうしても仕事が限定されてしまう
ちょっぴり自分が重なったりもする
最後に
私は彼女オリジナルの総菜を買った
確かグリーンシチューだったかな
お馴染みの濃厚なコクのシチューではなく
香草をふんだんに感じるちょっと変わった味
日本人向けの味ではないのだろうが
外国の味をここで気軽に味わえるのは
素晴らしいこと
だとは
思うんだけどな
やっぱり[障害者の手作り]って
イメージ良くないのかな
[あの人気店]とか[有名店]とか
地名とかCMや雑誌の名前とか入れただけで
群がったりすることもあるのにね
むしろそれが普通なんだろうけどね
広告ってめんどくせ
次来れた時には
もう閉まってるかも知れないけど
また出来るだけ早くに
戻って行きたいな
(そしてまたしばらく卵かけご飯と具無しカレー生活になるのであっても)
紙袋を抱えた私は
居酒屋となった蕎麦屋へと
歩を進めるのであった
続く
このデジログへのコメント
ねえ、途中で貴乃花(幼少)出たよね、ねえ。
> 凜さん
あーしまったわーその発想はなかったわー。
あどでー
うっどでー
どや、これで満足かべらぼうめぃ。
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