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こんにちわ、日曜日

2005年02月27日 21:18

2005年2月27日PM3時頃、大阪京都の境界線に位置する本屋さんに、世界中を震撼させるマフィアたちがやってきました。
世界中といっても客観的にみると、ごく小さな、世界でした。しかし『さようなら、日曜日』には、その世界は間違いなく世界中だったのです。
『さようなら、日曜日』は本屋さんで働いていました。
本屋さんには立ち読み客という種族が存在します。『さようなら、日曜日』はただのアルバイト店員だったので、何とも思いませんでした。ただマフィアたちだけを除いて。
マフィアたちは小さな体で小さな心を持っていますが、集団になると個々のマフィアたちが小さな体で大きな心を持つようになるのです。
『さようなら、日曜日』はマフィアたちが嫌いでした。
マフィアたちは立ち読みするにしてもマナーをわきまえず本を散らかしますし、『さようなら、日曜日』のお尻を過失に見せかけて肘などで触ってきます。そして挙句の果てには万引きします。
しかしマフィアたちには果てなんか無かったのです。
夏は涼しく冬は暖かく本もただで読める、マフィアたちは永遠に来るのです。
永遠といっても客観的にみると、ごく短い、永遠でした。しかし『さようなら、日曜日』には、その永遠は間違いなく永遠だったのです。
店長は助けてくれません。助けるどころか、味方であるはずの店長は、むしろ敵でした。
『さようなら、日曜日』にセクハラまがいの、下品な言葉を浴びせてくるのです。
『さようなら、日曜日』は世界から逃げ出したくなりました。世界から逃げ出すのは一瞬ですが、世界の外には新たな世界があります。「それでいいじゃないか、誰に責められる事があるだろう」『さようなら、日曜日』は決意しました。
「こんにちわ、日曜日」

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