Hｼﾘｰｽﾞ★G原さんに①警察官が飲まれている

そこで検察官から異議の声がした。「誤導です。被告の質問は本件と関係がありません」

G原さんは検察官に言い放った。「誤導ではありません。私としては万一のデッチ上げやいいがかりが、または悪意がなくてお思い込みなどがあってはいけないので確認したいのです。正当な質問です」。

裁判官が進言。「誤導ではなく正当な質問と認めます」


①警察官が返答した。「私は、②と③が家宅捜査、本棚を確認したり衣類を調べたり写真を撮ったりしているのを傍らで監視していました。私の役割は最終チェックです」

G原さん質問。
「最終チェックの際に本棚の位置が変わっているのに気がつきませんでしたか？
それじゃ、チェックの意味がありません。もっと入念にしてもらわないと。
こんなことだからいいけど、もっと本質的なことなら一大事に発展する場合もあります」

①警察官「・・・すみません。そんなに重要なこととも思わなくて、あのその（・・；）」


傍聴席からクスクス笑い声がしていた。私も下を向いて笑ってしまった。

なんとまぁ偉そうな被告（＞＜）①警察官は場慣れしていないのかビクビクしているように見えた。

結局のところ、見取り図は①警察官のチェック漏れ、見取り図は描き間違え、置物の写真は光線の加減で色が違ったのだと落ち着いた。

そして「どうして被害社宅へは上司自らが捜査に行かなかったのか？」に対しては、
「一回目行ったときは留守でした。詐欺の共謀でもある被害者宅へは二回目は部下の警察官が行っているし、主犯でもないし気の毒な面もあるしで深く追求しなかった」と返答。

Ｇ原さんが質問した。「①警察官さん、それは詐欺の共謀者である人の言うことを鵜呑みにした感情論です。①警察官さんは詐欺共謀の人へは何のタッチもしていない。単に部下の二人の捜査を鵜呑みにしているだけ。伝聞に過ぎない。●●警察では伝聞や感情で捜査完了と看做すのですか？」

再び検察官から「異議あり！被告の質問は本件と無関係な誤導です」

Ｇ原さん弁護士追って発言。「G原さんの質問は誤導ではありません。①警察官は自己勝手な判断、先入観で動いていると言っているのです。人権が損なわれ冤罪の温床となる危険性もあるから言っているのです。悪意的な先入観で捜査されると間違いが起こります」

①警察官が返答。「勝手な自己判断ではありません。詐欺共犯者が畏怖した上での共謀だと確信するに値するものがあるからです。ただ、詳細については捜査上の意味から話せません」

（ウラに続く）