栗本　薫って・・とっくに他界してたんだね・・

～っていうかもう10年以上（いや、それより遥か）前じゃん！全然知らなかったよ。・・多分いろいろあって俺がホ－ムレスやってた頃か田舎（町内に本屋は１軒もない）に引っ込んでた頃だったんだろう。

　突然の話題だが・・会社で流してるＦＭから・・学生さんなら夏休みの宿題は読書感想文だろう～みたいな話題があって→そう云えば最近小説なんて読んでないな－ってふと思っただけなんだが～

　通勤電車内は睡眠時間、そう決めてるから出勤時の電車内で何かしようとは思わないし～まあ、普通なら日経新聞あたりを読むっていうのが常識だろうけど・・５：３０にいつも起きて・１時間ぐらいニュ－スバ－トを見てから出勤してるから話題にはついていけるかな～？とか思ってね。第１新聞の細かい字を多少揺れる車内で読むと眼が悪くなるもとである。避けた方がいいに決まってる。

　その点じゃあ小説も・・文庫ってあまり買わなかったんだよ。いや、読まなかったんじゃあなくって（大学当時も６００冊ぐらいは読んだんじゃあないかな？）殆ど新書版だったんだ。少しでも字が大きい方が眼が悪くならないしね。この「栗本　薫」の代表作が「魔界水滸伝」なんだけど・・23巻目あたりまで読んだ様な気がするんだよ。

　何巻目かのあとがきの部分で著者が「まだまだ終わりにならない。この小説書いてる間はほぼ自動書記状態なのでまあ、50か60巻ぐらいで終了になればいいと思ってる」なんて書いてた。俺が23巻目ぐらまで読んで・・まだ半分に達してないのか～いつ読破できるんだろう？って考えてる矢先に田舎に戻ったか何か事情があったんだろうね。普通の小説で20～30巻以上続くって・・超長文小説。吉川英治の「三国志」や「徳川家康」でも20巻以内だったよね。最後はどうなるんだろう？って毎年何かの際に思い出す事も少なくなかったんだけど～

　ところが・・今ネットで調べたら20巻で終わりになってる。なんで！！？確か22～23巻目って存在したよ。実際20代後半の時に読んだ憶えがあるし・・・で、詳細を確認したら、著者が書き続けてる間に他界して～残った原稿から再編って形で20巻で編集し直して完結させたらしいね！

　誰か「魔界水滸伝」って読んだ人いますか？長いけど・・すんごくおもしろくって、新書版なんて１日に１冊ペ－スで読める感じだったんだよ。絶対22～23巻以上あった筈なんだ。再編って事でもうオリジナルは著者他界で出版できなかったんだろうね。何か勿体ね－な！！

　新書版でもう１度１巻目から挑戦してみるかな？シドニ－シャルダンの長編よりももっと長い筈だから・・お盆だけでは無理な気もするけど

　皆さん、今でも小説ってたまに読みますか？如何？