★回文和歌の作り方2

例によって、57577の中心部、3節目5文字から・・『くさのめの』・・とします。従って、続く7文字の最初の2文字は『さく・・・』　試しに『咲く花の待つ』としてみます。逆さ読みは『つまのなは』これは『妻の名は』と解釈出来ます。


ここまでを整理すると・・『妻の名は　草の芽の　咲く花の待つ』・・おー、良い感じでですねぇ！・・で、『妻の名は』は7文字部分なので、前に2文字くっつけます。例えば、『その妻の名は・・』とすると、『策花の待つ』に続く7文字のはじめの2文字は『のそ・・』


これからが、勝負です。『のそ・・』を『野染める』としてみます。逆さ読みは『・・・るめ』『○○する目』で行こうとおもったのですが・・なかなか思いつかない。


その時、突然、空から天使が舞い降りて来て・・・最初の5文字を『数奇な目』としてみました。逆さ読みは『めなきうす』・・つまり『のそめなきうす』。　おっ！いけたか！


『のそめなきうす』を漢字に直すと・・・『野　染めな　黄薄』　完成しましたね。



『数奇な目　その妻の名は　草の芽の　咲く花の待つ　野　染めな黄薄（すうきなめそのつまのなはくさのめのさくはなのまつのそめなきうす）』



これは、結構な秀逸作になりました。・・ん、自画自賛！



妻の名は・・ミモザ？　菜の花？　まぁ、いずれにしても黄薄の花の名前ですね。