- 名前
- ぱすかる
- 性別
- ♂
- 年齢
- 73歳
- 住所
- 福島
- 自己紹介
- 中身は40代。 気が弱く臆病だが、ココロは獰猛。
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カクゴ
2011年06月17日 10:48
原発事故でチェルノブイリでは旧ソ連は300km圏まで強制退去させた。そこは今でも無人化されている。
改正前の基準である1msv/年を適用とすると福島県どころか、関東、首都圏まで入ってくる。これができないから20msv/年まで拡大した。しかし、世界の基準は1msv/年だ。だから、福島のママさんや山本太郎が騒ぐ。原発推進者だった小佐古までも学者の良心といって泣いて委員長を辞めた。
東京の大田区の下水処理で汚泥が、20msv/年になっている。セメントに入れられないから業者が拒否している。施設内に溜めておくが周辺住民が騒ぎ始めた。都内の下水処理は大田区だけでないから、早晩、東京都全部や横浜、埼玉、千葉県で同じことが起こる。
20msv/年という基準は、人間を含めた生き物が住めない値なのだ。原発事故処理に携わっている人たちは、数百ms/hというとてつもない中で作業している。早晩、彼らは2、.3年くらいで死ぬ。ほとんど大部分は下積み労働者だ。現場で作業している東電の正社員は誰もいない。
オレは郡山で生きているが、ここも20ms/年前後で推移している。改正前の基準であれば強制退去になっている。原発難民になっている。
人間の生活は過去と一体で生きている。過去を消し去ればもう人間でなくなる。一人一人の過去とは歴史なのだ。もっと言うと生活はコミュニテイと人格なのだ。難民になるとはコミュニテイと人格が破壊される。人間であることを否定されることになる。イヌやネコサルなら致し方がないが、こと人間にかぎっては許されることでない。
その許されることのないことをやるなら、命令する者こそが原発難民にならなければならない。戦争やる戦争指導者こそが前線に立たなければならないのと同じことだ。
原発難民にするのは人間をイヌネコサル、畜生として扱うことになる。それを周りの者が差別する。そういう事態を生む。
まだ過去を持っていない嬰児や妊婦、そして若い母親、若い人々は福島県から出て行くべきだと思っている。避難。
避難地域20km圏内にまだ、それぞれ事情からそれなりの人々が残っている。役場が懸命の説得を続けている。そして生活物資を手渡しで届けている。胸が痛む。
福島県の中通りという市圏では人口が100万人以上いる。そこを強制退去にするのは現実的でない。だから法改正したのだ。改正前の法を厳密に適用すれば、首都圏も入ってくる。
首都圏3000万人以上を強制退去させるのはどうみても現実的でない。それがチェルノブイリでは強制退去できたのは人口がいなかったからだ。現実に合わせるのは法改正すればいいだけだ。だからといって放射能が消えたわけでない。
もっと言えば、福島の中通り市街も、首都圏も現実的ではないが強制退去という条件があるという事実だ。
オレの周りも福島、郡山に住んでいる人々はそんなことを考えている者はほとんどいない。あたり前のように普通に日常生活をしている。
首都圏、東京横浜埼玉千葉の人々はなおさらだ。強制退去ということしたら、日本は消滅する、そういうハナシになる。そんなことはできっこない。
できっこないなら、20km圏内にすんでいる人々と同じように被爆して生き続けるしかない。オレもそうするつもりだ。
つまり、この福島原発事故という問題は、人格を持った一人の人間として生きるという生き方の問題にっている。そうなると被爆して生きるという問題になる。
一口で言うと、覚悟の問題になる。
ガタガタ言うな、オレは腹をくくっている、と言う言い方になる。
オレは避難なんかしない。
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