- 名前
- ぱすかる
- 性別
- ♂
- 年齢
- 73歳
- 住所
- 福島
- 自己紹介
- 中身は40代。 気が弱く臆病だが、ココロは獰猛。
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ホームレス
2011年06月09日 22:48
震災でホームレスが増えている。
ホームレスは自己責任のように扱っているが、それは違う。
ホームレスは餓死と同じように政治的欠陥だ。政治の恥だ。もっと言えば、オレら日本人の恥だ。世の中が悪い、世の中の仕組みが悪い。
考えてもみな、あなたはホームレスを選ぶかい?餓死を選ぶかい?そんなもの誰も選ぶ者はいない。誰も選ぶ者がいないのを自己責任と言って押しつけるのは、おかしい。
戦前の政治制度は支配と被支配の政治システムだから、つまり、差別制度だから、弱い者に都合の悪いことを押しつける。だから餓死者やホームレス、昔は乞食、と言った、が出るのはあたり前だった。
しかし、民主主義は差別政治でない。一人一人が人格を持った人間として扱われる。これが大前提だ。差別とは人格を無視して奴隷として扱う。ここのところが根本的に違う。
だから、戦前は女は奴隷に似たような境遇に置かれていた。差別されていたからだ。徳川時代とたいして変わらない。
ホームレスや餓死を自らす進んで選ぶはずがない人格を持った人間がそういう状態になるとは、追い込まれるからだ。
追い込まれたなら、放置しないのが民主政治の責任だ。放置しているから、ホームレスや餓死派が発生する。
なぜ放置してはいけないのか。簡単だ。あなたやオレが民主義政治制度では一人の人格を持った人間として扱われることを前提にしているからだ。
差別制度では人間を人格を持った人間として扱われることを前提としていない、結果、当然にホームレスと餓死者が出る。
人格を持った人間とは、己の食い扶持は己でする。すると働き口があれば解決する。雇用の需要と供給に任せれば必ず、しわ寄せが発生する。
このしわ寄せの部分をセイフテイネットで解決するのが政治システムの役割だ。なぜなら、政治家は投票で選ばれたものだからだ。
ホームレスと餓死者が発生しているとは、なんのことがはない、民主主義が機能していないことだ。
もっと言えば、オレらが自分を人格をもった一人の人間と自覚していない、ってことだ。
そう、ホームレスと餓死者が発生していることは、オレらはまだまだ
奴隷だってことだ。
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