ダースベイダーは誰だったか？

こんにちは

先日、ログに七人の侍をネタにしていた人がいて

読んだ瞬間、いろんなこと思い出したので書きます

皆さん、スターウォーズ　知ってますよね

あの　ジョージルーカスの代表作ですね

実は、彼　日本の有名な監督　黒澤明を　

師と仰いでまして　その中でも

七人の侍が大好きだそうで　なかでも

三船敏郎の立ち回り（チャンバラですね）

を　いつか自分の作品の中で再現してみたい

というのが彼の夢だったそうな

そこで　考えたのが　あの　スターウォーズなのです

作品の中で　ルークとダースベイダーの

ライトサーベルでの　決闘シーンは

不滅の名シーンですよね

僕も大好きなシーンです

実は　ルーカスは　あの　ダースベイダーの役を

三船敏郎を使ってそれも顔出しであのシーンを

作ろうとしていたのです

しかし、三船敏郎にオファーをかけた時

彼は　周りの人に　聞いたそうだ

”スターウォーズって　なんなんだ？”

”ＳＦ映画だそうですよ”

”なんだＳＦ映画って？”

”空想映画です”

”そんな　子供だましな映画なんて出んぞ”

といって　断ったそうです

しかし　大ヒットでしたよね

アカデミー賞　総なめでした

三船敏郎も　賞を取れてたかもしれません

彼は悔やんだそうです　ハリウッド進出を逃したから

その後、ルーカスは友人であるスピルバーグに

日本には三船と言うすごい俳優がいると薦めて

スピルバーグが今度は　オファーをかけたそうです

その映画は　”１９４１”と言って

戦争映画だったのですが　なぜか　コメディー映画で

三船の役は　ちょっと間抜けな艦長の役でしたが

この映画が　見事にはずれで　酷評をうけ

三船も俳優人生最大の汚点とまで言われ

”アメリカ映画なんか二度とでるか！”

と言ったそうです。

その後、また　オファーが　あったそうです

その映画とは　皆さん知ってるかな

”ベストキッド”って言って　空手を

題材にした　映画で　この主人公の

少年に　空手を教える老人役を　ぜひ　三船さんに

とのことでしたが　もちろん彼は断りました

そしたらそうでしょう　大ヒットで

その老人役の俳優さん　その年の

アカデミー賞の　助演男優賞に輝きました

またまた　悔やんだそうです

こんなことがあって　僕は　２つのことを

学んだような気がします　ひとつは

自分を評価してくれてる人を足蹴にするようなことを

したら　チャンスはめぐってこない。

一度や二度の失敗でめげてたら　チャンスは

生かせない　ですよね

のちに　ルーカスは　あるインタビューで　

こんなことを言ってました

”才能のある人とはどういう人だと思いますか？”

”それは　自分のしたいことを見つけて

それを実践できる人だと思います”　って

何かある意味皮肉めいたものがありますよね

ひょっとしたら　スターウォーズで

あの　ダースベイダーは　三船敏郎だったかもしれません

僕もあのシーンは今でも好きですね

ライトサーベルのスイッチを入れて

光の刀が　ズイーっと出てきて

振り回すと　”ブイーン　ブイーン”って

鈍い音がするあのチャンバラシーン

皆さんも　あのシーンを見てから

一度、７人の侍の三船敏郎を　見てください

あー　ルーカスは　これを撮りたかったのか

って妙に感動するかもしれません

映画って　こうゆう裏話を知ってから見ると

また違った見方が出来るところがいいですよね

今、ドコモのコマーシャルで

ハリウッドで活躍中の渡辺謙とダースベイダーが

対話しているシーンがありますが

これも　ほんとだったら・・・

と思って　見てしまうのは　僕だけでしょうか？