ハグ

かなり昔に録画しておいた探偵ナイトスクープを見た。ナイトスクープにはよく泣くよなー西田局長ほどじゃないにしても、よく泣く。。。歳とったのかな（笑）

内容は、4月から教職につくという男子学生の依頼者が、日本人は知らない人にもハグしてくれるか調査して欲しいという内容。きっかけは、あるアーティストのミュージッククリップで、アメリカかどっかのストーリートで、「FREE HUGS」（ハグしましょう）というプラカードをかかげて、道で出会った知らない人とハグする光景を見て、いたく感動したそうだ。

大阪の人通りの多いところで、依頼者が「FREE HUGS」と書いた画用紙をかかげてハグを求めたが、なかなかハグしてくれる人がいない。番組のいつもの笑いなども出るぐらいだった。

あまりにもハグしてくれる人がいないから、探偵が歩いている家族を呼びとめ、家族内でハグしてみてと言ったら、孫とハグしたお婆ちゃんが泣いていた。こんなに大きく成長してくれてありがとうって。

他にも歩いてた家族にハグをしてもらったけど、その両親や祖父母は同じように成長してくれてありがとうって感謝してました。

両親・祖父母にとっては、子供・孫が小さいころ当然のごとく抱いて、手をつないでってことをしてたと思う。でも、大きくなるにつれて、お互いの体を触ることはもちろん、コミュニケーションも前と同じようにとってないから、今回のハグは本当に嬉しかったんだろうな。

自分の親とハグすることを考えると・・・？

俺は小さいころ、母親に躾には度を過ぎたせっかんを受けたことが何度かある。お風呂場の洗面台に水を張って、その水の中に髪の毛をつかまれて何度も顔を沈められた。息ができなくて、本当に死ぬかと思った。

でも、母親のことを憎んではいないし、むしろ感謝している。自分はまだ結婚してないが、両親は中卒で働き、自分の今の年齢のころには俺を生んで育てていた。絶対、金銭的には苦しかったはずだ。さらには、同居している父方の祖母との確執や、親戚との不仲が激しく苦労している姿をよく覚えている。その他にも、俺の小さいころの我侭も重なって色んなことがあったんだろうなって思う。

今現在の自分に、同じような状況にあったとするとどうだろう？どうするかはわからないが、少なくとも本当に苦しい気持ちにあるのは確か。

それでも、一生懸命育ててくれて、毎日ご飯を作って、教育費や着る服も用意してくれた。当然のことかもしれないけど、すごく大変なことだと思う。今の自分は、頑張って大学に入り、希望する企業に入社して、仕事にも満足している。自分の今の姿を見ると、すごく両親には感謝している。

両親とハグ？号泣しそうだ（笑）