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無資格でフグ調理、内臓を食べた経営者が死亡

2011年01月09日 09:46

読売新聞1月8日(土)

 愛媛県は8日、同県今治市内の飲食店で自ら調理したフグの内臓を食べた経営者の長井秀人さん(63)と客2人の計3人が呼吸困難などの症状を訴え、うち長井さんが死亡、客の同県西条市内の農業男性(66)が重体になったと発表した。

 もう1人の男性客も入院したが、命に別条はないという。長井さんはふぐ取扱者免許を持っていなかった。

 県によると、長井さんは6日に今治市内の市場フグを仕入れ、7日午後3時頃に調理し、客ら計4人で食べた。このうち内臓を食べた3人が同日夜から8日未明にかけて同市内などの病院に運ばれた。

「無免許フグを調理して中毒という事件が跡を絶ちませんね。特に、シラコ(精巣)以外の内臓は絶対食べたらダメです。私はフグ大好きですが、こういう事件を目にすると心が痛みます」

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