- 名前
- 化庵
- 性別
- ♂
- 年齢
- 45歳
- 住所
- 千葉
- 自己紹介
- 日頃の疲れ、マッサージでほぐします。
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谷間と左脳人間
2006年07月14日 01:28
満員電車は戦場である。
高校生の頃は、見知らぬ綺麗なおねえさんと思いがけず手が触れたりして、
それなりにドキドキしたものだが、
女性に免疫ができてしまってからは楽しみが無くなった。
免疫など無ければずっとドキドキしていられたのにと思うと、
惜しまれてならない(ドキドキしてる30男はどう考えても気持ち悪いが)。
楽しみが無くなる一方で、苦痛は倍増した。
「痴漢に間違えられる」という恐怖は若い頃から勿論あったが、
仕事と家庭を持った今、その誤解は即、社会人としての終わりを意味する。
満員電車は、女性にとって不快なものに違いないだろうが、
男性にとっては、人生を左右するほどの場なのである。
幸いなことに、今まで痴漢扱いされたことは無い(痴漢に遭ったことはある)。
なぜか睨まれたことは数回あるが、いずれの場合も、
両手を上げているか、明らかに女性側でない場所に手を置くという
日頃のたゆまぬ努力の甲斐あって、
誰かの荷物が当たった等の誤解であると分かってもらえたようだ。
実際のところ、私は合理主義者なので、痴漢行為とは無縁である。
痴漢行為どころか、風で女性のスカートがめくれたり、
ローライズの上から下着が見えている程度の状況からさえ、
意識して目を逸らすようにしている。
理屈で考えて、見ない方が自分の為だからだ。
今日も、電車で目の前の女性と向かい合わせになっていて、
ふと見ると、上着の隙間から胸の谷間が見えそうになっていた。
見える範囲のものを見ても別に犯罪ではないので、
見てしまっても良かったのだが、私は体を反転させて目を逸らした。
このような場合、私は以下のように考える。
ゞ擦涼間を見ても全体が見えるわけではない
△泙靴討篆┐譴襪錣韻任呂覆
触れても、感触は持って帰れない
せって帰れない感触をオカズには出来ない
タ┐譴仭覆┐蕕譴
Ω里法▲螢好のみでリターンは無い
従って、私は絶対に谷間は見ない。
この「谷間を見るか」という基準によって、
物事を合理的に左脳で処理する人間か、
はたまた右脳に支配されて本能的に行動する人間かが分かる。
という仮説を立てた私は、職場のK君に質問してみた。
「君はこれこれの状況で、谷間を見るか。」
「あー、自分は見ますね。」
「うむ。君は右脳人間だな。」
「?なんですかそれ?」
「いや、いいんだ。君のことはもう十分に分かった。」
「気になるなあ。谷間ぐらいで何が分かるんです?」
「谷間を見るのは右脳人間。見ないのは左脳人間だということだ。」
「谷間ぐらいで断定しないで下さいよ…主任だって見るでしょう。」
「私は谷間は見ない。そして私は知っての通り普段から理知的だ。
だから谷間を見ない人間は左脳人間で間違いない。」
「普段から理知的…?初めて知りましたけど…。」
「君は谷間を見るのだろう。」
「谷間は見ますよ。」
「そうだろう。そして君は普段から感情的で、合理的ではない。
だから谷間を見る人間は右脳人間なのだ。」
「どうも納得いきませんね。
第一右脳人間は別に悪いことではないでしょう。発想が豊かだったり。」
「それはどうでもいいのだ。
谷間を見る人間が右脳人間だと分かればそれでいい。」
「ですからそれも断定できないでしょう。」
「だから君は谷間を見るのだろう!」
「谷間は見ますよ。」
「谷間を見るということはだな…」
そこまで話していて、ふと周囲を見ると、
部長を含む数人の社員(女子社員含む)が我々を怪訝な顔で見ていた。
私は咳払いをひとつしてこう言った。
「渓流釣りの話ですよ。」
私は常に合理的に物事を処理する、左脳人間である。
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>エイミさん
私と同じぐらい…かなり人としてやばいレベルですよ!
是非とも物忘れ武勇伝を聞いてみたいです。
ああ、ログ書いておられないと足跡の事も実感湧かないですよね。
それほど厳密にチェックしてるわけではありませんが、
やはり同じ人が何度も見に来て下さると嬉しいものですよ。
緊張などなさらず気軽に読みに来てやって下さい。
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