養老天命反転地。

行きたい所があるのです。
岐阜の養老町という場所にある「養老天命反転地」という施設？公園？です。
建築家、美術家の荒川修作さんがデザインした、平行感覚や、既成概念を少し変えてしまうようなものらしいのです。前から行きたい行きたいと思っていたのですが、行けずじまいなので、なんとかチャンスがあればなーと思うのですけどね。
http://www.yoro-park.com/j/rev/

既成概念をこわすもの、正しいかもしれないけど前例がないもの、そういうものに「大人」は手を出すのを怖がります。自分の立場が危うくなるのは怖いのでしょう。僕は、クリエイティブな仕事というのは、例え自分の地位が危うくなっても、より良いもの、より正しいもの、真理に近いものを求めて前進するものだと思っています。

今日とある頼まれ仕事をしてきたのですが、誰もいいものを作ろうとしていない、安全圏で予定調和な仕事をしていました。それは作られる必要がないということでしょう。けれど、「生活の為だから」と割り切ってやれることが「大人になる」ということなのだそうです。
僕も今回、初めて仕事と割り切ってやってみました。が、まるで後味が悪いのです。
こうして、お金のために「やらなければならない事」を放棄して仕事をするくらいならしなきゃよかったと今は思います。それなら貧乏なほうがいいや、って思うのでした。
金にならなくて、力仕事してたって、クリエイターとしてとして正しいことをしていきたい。本気でそう思った今日でした。