【本気なのか疑わしいフジドラマ】

秋ドラマの勝負作で
三浦貴大に賭ける
フジテレビは
やる気があるの？
(ゲンダイネット)

　夏ドラマは収穫が少ないまま終盤戦に入り話題は早くも秋ドラマ。注目はフジテレビの連ドラに準主役級で出演する百恵・友和の次男で俳優の三浦貴大（２４）だ。裏で放送されるＴＢＳの連ドラの主演は小栗旬で、貴大はそのつぶし役というわけだが、なぜ貴大なのか疑問の声が出ている。
　
　貴大がドラマデビューするのは“報道戦争もの”で日曜２１時の「パーフェクトリポート」。現在放送中のタモリの「エチカの鏡」の後枠で、貴大は記者を演じる。主役は松雪泰子、相武紗季の２人だが、フジは貴大を主役並みに前面に押し出すという。果たして小栗の「ドリトル獣医」に勝てるかだ。

　貴大は３月に、リポビタンＤのＣＭ新キャラクターとして初めて顔を見せた。続いて５月に公開された映画「ＲＡＩＬＷＡＹＳ　４９歳で電車の運転士になった男の物語」で俳優デビュー。さらに６月公開の映画「ＦＬＯＷＥＲＳ」、今秋公開の主演作「学校をつくろう」と続き、１２月公開の木村拓哉主演の「ＳＰＡＣＥ　ＢＡＴＴＬＥＳＨＩＰ　ヤマト」も控えている。

　確かに映画やＣＭでは多少知られているが貴大はまだ駆け出し。そんな新人をフジが新ドラマ枠の目玉としてプッシュするのは冒険だ。そこでさまざまな見方が出ている。

　「草食系が目立つ若手俳優の中で、貴大は貴重な肉食筋肉系です。特に若い女性やおばさんには人気があります。実力は未知数ですが、フジが彼に賭けてみようと考えたのはわかる。ただし、それよりも信憑（しんぴょう）性があるのはバーター説。フジが６月末にエイベックスから出した『山口百恵　ｉｎ　夜のヒットスタジオ』のＤＶＤボックス発売に関して百恵が承諾してくれた。そこでフジとしては貴大を特別扱いしているという見方です」（芸能評論家の金沢誠氏）

　同ＤＶＤはバカ売れしているといい、フジは百恵・友和に恩があるのはわかる。だが、ＴＢＳと勝負するドラマでコネ的起用とは。フジが本気かどうか疑わしくなる。


【笹パンダ・コメント】

　う～ん。大抜擢ですよね。

　確かに百恵さんに恩義を感じての採用かもしれませんね。

　TBSの日曜ドラマ枠は、定番となってますよ。そこと勝負するには、不十分ではないでしょうか？

　大丈夫か？フジテレビ？