さよならのむこうにみえた虹

今までひきずりにひきずりまくっていたお相手との
つながってた世界が　突然無色透明のものとなった

苦しみのトンネルから抜けたように

トンネルの向こうには
すがすがしい景色があり

苦しかった呼吸がいっぺんにらくになるかのような

ああ、こんなにも、しんどかったんだ


それを実感した

思えば、はっきりしないことが嫌いな私だ


スタンスが見えないことへの苛立ち。


友達もちゃんとする気がないお相手に

これ以上の気持ちは、残念ながら、ない


人間的に好きだったけれど　好きにはなれなかった

体をねぎらっても

趣味の話題を提供しても

他愛のない会話でさえも

そこに愛がないことを相手は前面にだしてきた



愛の種類が、恋愛じゃなくても

友愛でも


私はそれをありがたく、うけとめたかった

そういう心の準備さえもしていた。。




けれど、、、



相手あってのそれは　一人じゃなりたたないんだよね


きっと、相手は私を思い出すこともないだろうけど



私はひとつ賢くなったよ。



惚れる前に、人間としてスキか

友達になれる人か

等身大の自分のままでいられる人か。




今度あう人とはそこを見極めてから親しくなろうと。


男女で口説かれていたら、それは見えない。


だからこそ、友達でい続けられることの意義を唱えたい。


そして、最後の最後まで


友愛でもいいから

受け止めようとした自分にそっとエールを送りたい。




ようがんばったな。




ほんまに、ええ奴やった。



ってね。


そして、記憶をまた塗り替えていこう。





https://www.youtube.com/watch?v=mqqNOlo0FtA



二車線の国道を　またぐように架かる虹を
　　自分のものにしようとして
　　カメラ向けた
　
　光っていて大きくて　透けてる三色の虹に
　ピントが上手く合わずに　やがて虹はきえた

　胸を揺さぶる憧れや理想は
　　　やっと手にした瞬間にその姿を消すんだ――

　でも 何度でも　何度でも
　　僕は生まれ変わって行く
　　　そしていつか 君と見た夢の続きを――――
　暗闇から 僕を呼ぶ　
　　明日の声に耳を澄ませる
　　　　そうだ 心に架けた虹がある


　カーテンが風を受け　大きくたなびいている
　　そこに見え隠れしている
　　テレビに目をやる

　アジアの極東で　僕がかけられていた魔法は
　誰かが見破ってしまった　トリックに解け出した　
　
　君は誰だ？ そして僕は何処？
　　　誰も知らない景色を探す旅へと出ようか――

　そう 何度でも　何度でも
　　君は生まれ変わって行ける
　　　そしていつか捨ててきた夢の続きを――――
　ノートには 消し去れはしない
　　昨日がページを汚してても
　　　　まだ 描き続けたい未来がある

　叶いもしない夢を見るのはもう 止めにすることにしたんだから
　今度はこの さえない現実を
　夢みたいに塗り替えればいいさ
　　
　　そう思ってんだ　
　　　変えていくんだ
　　　　きっと 出来るんだ―――


　そう 何度でも　何度でも
　　僕は生まれ変わって行ける
　　　そしていつか捨ててきた夢の続きを――――
　暗闇から 僕を呼ぶ
　　明日の声に耳を澄ませる
　　　今も心に虹があるんだ
　何度でも　何度でも
　　僕は生まれ変わって行ける
　

　そうだ まだやりかけの未来がある