異国の空の下で…

日本に来て
軽く１０年以上…

長く居座ったような…

一人の男を愛し…
彼と一緒になる

宝に恵まれ
幸せの日々…

永遠に続くと
信じていた…

いつからだろう
闇の中をさ迷い始めたのは…

涙が止まらない日々…
焼き裂ける心…

誰が悪いとも言えぬ
悲しき現状…

一度…
抜け出したっけ…

そのつもりだった…

一年と半年、
独りになってみた…

宝とともに
静かに過ごす日々…

甘くない世間を
肌で感じながら

とことん落ち込んで
真っ暗の闇を深く味わう…

命の強さ、
改めて感じる…

時を経って

私は今…
彼の元へ戻っている

笑えぬ事だらけの
人生を歩んてきたような…

今は少し笑えるの…？

まだかな…


彼への愛はない

期待もない

悲しいが現実…

心の息を止めたまま

過ごした日々…

慣れたせいか

辛さなど感じない…

不思議なもん…


これからも

こんな感じであろうか…

さあ…

なるようになる

いや、もうなったのかも…


新たな出会いは求めない

期待はない…


これが今の私なら

受け止めるしかない

私自身が選んだ道だから…




日記は心の癒し…

ホッとする一時…

何も意識せず
心を吐き出す…

何故、

ふと思い出したんだろう…




異国の空の下で

静かに生きる私…



いつか訪れる

幸せを

夢見ながら…