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北斗の拳
2010年04月30日 07:23
言わずと知れたバトル漫画の金字塔。個人的にはラオウ編まで面白く読めた。
新章に入ってからの数話についていけず続きは読んでいない。
ラオウ編より面白いって思う人がいたら薦めてください。
といっても今回の話題は北斗の拳の格闘ゲーム「AC北斗の拳」について。
有名な原作がついてる類のゲームは期待が大きいのと相まって面白くないかキャラゲーと割り切って楽しむかということが多いと思うのですが、北斗の拳に関しては違う目が出た。
開発発表のときは、キャラゲーと思われていた。初プレイの人は糞ゲーだと思った。ゲームの解析が進んでいる頃には神ゲーだと思われた。コンボ理論、バグ技が確立されたころAC北斗の拳は原作を忠実に再現した世紀末ゲーであることが分かったのである。
●世紀末コンボゲー(世紀末バスケ)
北斗の拳はコンボ要素が強い。ブーストゲージや蓄積などシステム面でもそれを助長している。
しかし、世紀末は甘くはない。ほぼすべてのキャラが理論上開幕十割コンボを備えているのだ。
五割コンボを持っているが十割コンボを持っていないキャラが弱キャラと呼ばれる時代、まさに世紀末である。
また魔法の数字27と呼ばれるものが発見された。コンボヒット数が27を越えるとキャラが跳ねるようになるのだ。
まるで地面にたたきつけたバスケットボールが跳ねかえるように。それを利用してドリブルルートと呼ばれるコンボが生まれた。
もちろん十割コンボである。人が人をボールの代わりにドリブルをする様子はまさに世紀末バスケである。
●一撃必殺の奥義
北斗の拳といえば魅力的な奥義の数々がある。もちろんこの奥義はゲームでも再現されている。
死兆星ゲージと呼ばれるシステムがあり特定の攻撃を相手に与えることで北斗七星の星々を落としていき死兆星が輝くとき
勝利確定の一撃必殺の奥義を発動させることができるのだ。落とした星はラウンドをまたいでも引き継がれるので
1R 開幕十割、2R 開幕一秒で一撃必殺 でゲームが終了することもしばしばである。
「金を払ってイスに座るゲーム」「金を払ってレバーをなでるゲーム」「対戦中に漫画が読めるゲーム」とよばれる世紀末ゲーのゆえんである。
テーレッテー
●バグ技
加えてキャラ限定のバグ技が存在する。ムテキング、バグ昇竜が有名である。
ムテキングは発動条件を満たすと投げ以外の攻撃に対して無敵になる。相手は敵を投げなければダメージを与えられないので
相手に接触しようと常に接近を繰り返す、その様は世紀末鬼ごっこと呼ばれる。
バグ昇竜は相手と共に星々の彼方まで飛び立つ技である。昇竜拳というオーソドックスな技でも世紀末にかかればこんなもんである。
以下は大会の実況解説付きの動画。世紀末な格闘ゲームをお楽しみください。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6029873
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6030127
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6030343
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