しとしと雨の降る朝　　 2010年03月07日07:57

朝起きて
倉の二階から降り
倉を出て
しとしと雨の降る
倉の横の庭で立ちションをしていると
もう美しいウグイスの声が聞こえてきた

ホーホケキョ　ホーホケキョ　
ケキョケキョケキョ

小便が落ちていくあたりの庭には
もう草草の緑が増えている
そしておいらの暖かいものを受け止めてくれている
しとしと雨も優しく、おいらに降りかかる
ウグイスもおいらに、優しく語りかけてくる
春だよ春だよと

ハードなことがつづき
少し疲れが残っているけど
ほんとうに良く寝たからか
心地よさがある
いきていること
こうしてこのような優しい朝を迎えられたこと
そのことを嬉しく感じ
ただ誰ともなくありがとうを言いたい
そんな気持ち

ハードであるがゆえに
体験できる貴重なこともある
多分これがおいらの道
ただ、もう少し休息はしたほうが良いと
存在全体がおいらに語りかけている
そんな朝

自分のお金が少なくなったけど
いつでも困ったときは
いってくれという人も少なからずいて
そのほうでもそう心配はない
安心していいことも思い出す

心配してくれている人
ありがとう
でも大丈夫です

静かで
しっとりとした湿り気のある
春の朝である