大人の暴力／聞いて良いのかわからないですが。

これを読んでいる人の中で、子供の頃に肉体的、精神的に虐待を受けた人、今も受けている人、彼氏に暴力を振るわれている人っていらしゃいますか？
僕の友人の一人は、前にも書きましたが、ずっと虐待を受けてきました。デジログでいろんな方の日記を読むにつれ、そういう記述が目に付く気がします。
封印したい過去なのかもしれません。あるいはその記憶自体をなくしている人もいるかもしれません。
しかし、成人してから、自分に暴力を振るうパートナーを自ら求めてしまったり、自分の子供に同じ虐待を加えてしまったり、自傷、過食嘔吐、鬱、性依存のような形で本人を苦しめてしまいます。
そして自分が虐待を受けたから、こうなっている、ということが分からないと、自分が変だ、自分が悪いと思ってしまい、ますます悪化してしまいます。
はっきり言います。この世界には、自分の都合や感情で、無抵抗な子供や女性に平気で暴力を振るえるおとなが山ほど居るのです。今まで家庭内の暴力は「しつけ」なる言葉でかくされてきました。しかしそうでないケースも多いのです。
彼らをはっきりと「加害者」と呼びましょう。

男尊女卑を引きずって、暴力とお金で女性や子供を支配してきた男達。今のこの時代にも山ほどいますよね。自分は仕事をしてきたのだと、偉そうに飯風呂寝ると命令し、性交を強要して、避妊に協力しない、妊娠したら逃げ出し、浮気は男の甲斐性、女の浮気は売女と平気でいう男。

そして自分のした虐待を一切認めないのが、大人です。「あの時、酷いことをしてしまって悪かった」という大人はいません。むしろ「お前が悪いから殴るんだ」と言います。

こういうことは、もうやめなければならないのです。

今も自分が悪かったからいけないんだ、とビクビク怯えながら、自分を罰しながら生きている人達に「あなたが悪かったんじゃない。あなたは被害者なんだよ」と周りがｻﾎﾟｰﾄできる社会であって欲しいと思っています。

被害者が集まって声をあわすことで、加害者が追いやられるようにできないか、と考えています。

皆さんはどうお考えでしょうか？
もしよかったらご意見をお聞かせください。



夏希さん。コメント有難うございます。確かにそれもありますね。子供達はそれを受け止めないといけないですものね。暴力は振るった人間は忘れてさえしまう卑怯な行為だから、もう人間はそれをやめなきゃならないのですがね。