東京タワー[僕とオカンの２人だけ]

あ、どうも。
都会人気取りの田舎っぺな人です。

オカンと喋ると、訛りが抜けません←



本当はね。
日曜日、希望通りの休みだったけど、仕事行こうかなと思ったの。

夕方から夜にかけてのシフトが激細だったから。


スッゴい迷った。

オカンも大切だし、来てくれるお客様や頑張ってるクルーも大切だし。


まぁ普通の人なら迷わないんだろうけどなぁ…





僕には１つルールがあります



フリーターの[フリー]は

会社が自由に使える駒の意味

即ち[アンフリー]不自由であるべき



その日は自分ルールを破ってみました。

人生、日々選択です。



決断した事を後悔しない様にと、キッパリ仕事を諦め、母を東京タワーへ連れていきました。



(ハイ、ここから明るい気持ちに切り替えるよ～。)



アパートを出て30分後、東京タワーに到着(早ッ

母も驚いてました(時間的な意味で

母は子供みたいにタワーを見つめ、まだ到着してない距離から写メしたり。


とりあえずお腹が空いていたので、展望台に行く前にレストランをブラリとさせて頂きました。

(食べた物については、次回のログに書かせて頂きましょう。)

店に入る時も店を出る時も終始挙動不審な母←


食事を終え、３階４階と見て回ります。

３階、２人とも蝋人形館には興味ありませんでしたね←

マザー牧場のソフトクリームも微妙に高いし……。

東京タワーの歴史とか写真とか、あと[三丁目の夕日]のジオラマ(そこそこデカい)を眺めてました。

[一度も聞いたこと無いけど、あの鈴木オートの看板見たことあるわ]
って勝手に記憶を捏造して楽しんでたり(笑)

初めてでも懐かしいジオラマの街並みでした。


そしてギネス博物館近くの東京タワーの模型にて、パチリ。

はたから見たら、どんな親子に見えるのかしらね…



４階は子供が遊ぶスペースがメインかな。

小さい子限定のジャングルジム的なのがあったかな。
ただ、やはりお子さま向け施設なので、営業時間は早めに終わります。

孫(僕にとっては甥っ子)も連れてきたいね～なんて、すっかりお婆ちゃんチックな母…(笑)


４階の隅っこに、地味～にひっそりとテレビアンテナについてのコーナーがあった。

[ボタンを押すと、症状に合わせたノイズがテレビ画面に出るよ。]


ふ～ん(*´_ゝ`)σピッ




さて、いよいよ１Ｆです。
外で展望台のチケットを購入します。

ピーク時は沢山人が来るのか、ポールの設置数に驚いてました。母が←


エレベーターのドアが開き、添乗員さんにの案内に従い、いよいよ出発です。

グングン上がるエレベーター
僕は外を指差し母をツンツンすると、んもう母の目が釘付け←

まずは展望台２階に到着です。



僕は以前に一度だけ、シンガーソングライターのハセガワミヤコさんの無料(展望台入場料のみ)ライブを見に、来たことはありましたが、母は

うわああぁぁ…

と言葉少なに、固まってしまいます。

人は豆粒…いやゴマ粒程度、車はミニカー程しかありません。


母は、言われるがままされるがまま、僕の後を付いて歩きます。

そして気になるビルがあると[あれ何？Bishop]って、本当に子供です(笑)


東京タワー周辺が表示されている、タッチパネル式のヴィジョンに触らせます。

素晴らしい、ちゃんと気になる場所を指でタッチ出来ているではありませんか。


(親をチンパンジー扱いする息子の図)


記念メダル販売機とか土産やらプリクラやら色々見ました。
地味にベビーベッドがあるのが、グッジョブです。



続いて展望台１階、こちらには喫茶スペースとライブスペースがあります。

食事は済ませてるので何も購入しませんが、サンドイッチが420円とか←

バレンタイン企画で、パフェ２つセットで1000円とか←


(溜め息をつく親子の図)


展望台１階の最大の醍醐味、略して最醍ゴミ(違)は、ルックダウンウィンドウ。

ルックダウン→見下ろす
ウィンドウ→窓



ああああぁごめえぇんつまづいたり手足が滑っちゃったりしちゃったああぁぁドンッ←

[ちょ、やめて～(本気)]


都合、６回くらいやった。

ごめん、２人とも子供だったね←



ルックダウンウィンドウの上に立つと、肝っ玉が縮む(金玉が縮み上がるとも言う)感じです。

女性は何が縮むのだろうか…。

あ、ちなみに母は[縮む]ではなく[チビる]っつってました←





次はいよいよ本日最後のメインイベントです。

更に上[特別展望台]のチケットを購入しました。


エレベーターは１つだけ
12人乗りで、エレベーターガール標準装備なので、一度に案内出来る人数は11人。
15分位は並びました。

久しぶりの[列に並ぶ]という行為で、アトラクション感が湧いて盛り上がります。

僕も特別展望台は今回が初めてで←

母にニッコリ微笑みかけて


[今日は風強いし、折れないと良いね♪]


うふっ←



やめてくれ～とか…もう、照れ屋さんなんだから←





12人、ピッチリめに入ります。

ゆっくりめに…静かに…エレベーターお姉さんの案内に身を任せます。


怖がる母
それを見て喜ぶ息子←


無事到着(当たり前)





六本木ヒルズを見下ろせました。

ビルの群れの先に地平線があるんじゃないかって位に、360°全てを見渡せます。

もう町行く車ですらゴマ粒程度にしか見えません。



２人で写メしまくるわけですが、携帯電話のカメラ機能では、やはり限界がありますね…。

だからこそ、ナマは特別なモノとなって記憶に残るのでしょうが…。





母[なんだか映画の世界に来たみたい]

僕[これも現実やで、オカン♪]



でも個人的に一番ビックリしたのが

なんと

トイレがあること。

男女一つずつあること。

ちゃんと水洗なこと。

トイレ内は音がこもるので、異性側の音が聞こえてドキド……いや気まずいこと←



先人達の努力は大したもんですよね。


(最初から水洗だったのかな…水洗じゃなかったらどうなってたのかな…超高高度からのボットン？)


タワーが完成したことに感心する母
高度水洗トイレ設置に感心する息子←


最後まで凸凹でした(笑)





東京タワー２階に戻る頃には、ほぼ全ての店が閉まり支度をしていて、[蛍の光]が流れています。

土産売り場には、東京タワーと関係ない物もビッチリ並べられていて、ぐるりと一周見るだけで帰ることにしました。

サンリオとか…よしもととか…
サブレ、クッキー、煎餅、人形焼き…



母はパンフレットだけで充分らしい。

僕の分も大事にしてくれたまへ(笑)



[今度は昼間来たいね～]って
また東京タワーで良いの？



また今度ね、また今度。
そのうち…そのうち…。



では、またいつか。
いつかまた会う日まで。

お元気で。


お休みなさい。

４番目の子より