枕草子

枕草子がブログの元祖説っていうのをどこかで読んで妙な説得力があって面白かった。

こんなのもあった。
http://www.copipe.org/main.php?postid=485
お笑いコピペ選手権の記録

枕草子は春はあけぼのの人ってことと、受験で１０年以上前に目をとおしたくらいしか知らないが、日常の記録を清少納言の独自解釈でひたすら文章を綴っている様子は確かにブログっぽい。
で、人に読ませるためのものであることも似てる。
読者を意識して、思いこみによる独自感だけじゃなくて、共感を呼ぶ内容を書いてるのね。
春はあけぼの、なんかがまさにそう。

源氏物語が同時代にあったせいで、壮大な恋愛ドラマとは読者層を変えてる感じも面白い。

枕草子っていうタイトルについても（枕が何を指すのか）諸説あるけど、少なくとも一致してるのは、高尚な読み物として書いてるわけではないですよ、という謙譲した様子。

1000年以上たって、学もなく女っ気も無いおれのようなおっさんが読んで共感できるというのがまた不思議な気持ちになる。

枕草子は300話あるらしいから、書くのもよっぽど好きじゃないと書けないなぁ。

こんな話もある。
同時代に書かれた源氏物語の古註書、つまり源氏物語のあとに書かれた別著者による源氏物語ガイドブックに枕草子の本文の引用があった。
その文章は現存する枕草子に残っていなかった。
つまり当時はあったけど今は残ってない枕草子のがあったことがわかっている。

・・・つまらない上に話が長いのでこのへんで。

きょうは、天神ショッパーズに寄ってクレープを買いました。クレープが安い日でした。おいしかったです。おわり。