思考の迷路

考えすぎて何もかもわからなくなる・・・
そんな体験はありますか？

そもそも何故「存在」があるのか、
空間がある、時間がある・・・
その存在自体がわからない。

わからない「存在」の中にいる
自分の事などわかるはずがない。

マトリックスとは違う。

そうじゃなくてもっと根本的な何か・・・

人間の理解をはるかに超越した何か・・・

１と０も、点と線も
人間が決めた定義にすぎない。

そもそも人間が決めた定義の
スタート位置すらわからない。

何もわからない事だらけの中で
それでも確かに「存在」している。

宇宙が広がっている？？
ではその前は何があったのか？？

何も無い。時間も無い。空間も無い。
何も無い所から始まった「存在」って
実感していると感じているだけであって、
そもそも何もない。

「概念」があって、例えば脳だけとか
精神だけが「存在」していて、
認識しているだけで実は何も無い。

そういう考えがおかしい。

何も無いのだから概念すら無い。

精神とか次元とかそんなものも無い。

「無い」という概念すら無い・・・・

無が存在しない。
けれど「存在」自体が無い。

でもやっぱりこうして生きていて
活動している人間がいて、
意思（と呼ばれるもの）を持っていて、
じゃあソレは何なんだ？？

もう小学生の頃からずっとずっと
不思議で仕方なかった。

そういう考えが頭の中を
めぐりはじめると、延々と
答えが出せないまま、苦悩だけに
支配されてしまう。

天国と地獄があるのなら、
ここが地獄なのではないか？
だいたい天国を夢見る人間なんだから、
人間が生きているココは人間にとって
苦しい世界なのだと思う。

とかね・・・

苦しくなければ天国なんて
想像したりしないもの。

神という概念を創り上げたのも人間。
何かにすがりたくて、一人じゃ怖くて
生きていけないから、人じゃ信用に足らないから
神を作った。

神を作る事で人を束ねる手段とした。

存在・・・

ソレって何なんだろう。