髪型

髪を切りたいです。
長さ自体はまだ肩ぐらいまでしか伸びてないんですが、もともと髪の量がとても多いのと、二ヶ月前にかけたパーマがだいぶ落ちてきたのとで、かなり鬱陶しい感じになっています。

それにしてもパーマって高いですよね。カットの倍ぐらいは掛かる。
二ヶ月前の自分は、何でこんなに大胆な浪費したんでしょうか。

二ヶ月前と言えばちょうど大学を卒業した頃です。
確か「自分への卒業祝い」と言う名目でパーマをかけたような気がします。

一見特に問題のない行動のように思えますが、よく考えたら問題大有りです。
確かに普通に考えれば卒業はめでたいことなんですが、私の場合は全然そうではなかった。

卒業までに6年も掛かった挙句に卒業後の就職も一切決まっていないというのに、一体どこに祝える要素があったと言うのでしょうか。

あの時の暢気な自分を問い詰めて、パーマに使ったお金を取り返し、現在の生活費に補填したい気分です。

しかも、大金を払ったわりにはそのパーマは失敗しました。

一言で言うなら、数十年前のフォークシンガーみたいな垢抜けないモシャっとした感じの頭。

良く言ったとしてもクイーンのブライアンメイみたいな髪型でした。

あの髪型に名前を付けるなら「失敗ヘア」です。

パーマは失敗だったし、ベタな例えをするなら実験に失敗したように爆発した髪型だったし、
「こんな髪型をしているような人間は、これからの人生もきっと失敗するだろうな。」と思わせるような頭だったからです。

まぁ、過ぎた事はしょうがないですよね。

今は、パーマが落ちたおかげでだいぶ自然な感じになったので、ちょっと切るのがもったいないんですが、鬱陶しいので仕方ない。

今度は思い切ってショートにしようかと思っています。


ところで全く関係ないんですが、私は、誰と話しても恐ろしいほど会話が続きません。

5分ぐらいで一切の会話を途絶えさせ、非常に気まずい空気を作り出してしまう自信があります。

私、何に対しても自信が無いんですけど、こんなどうしようもないことにばかり妙に自信があるのです。

例えば、誰かに「あれ、パーマかけたの？」と指摘された場合。

ログみたいに文章になると、フォークシンガーだの失敗ヘアだの自分の髪形について長々と語ってしまうんですが、実際の会話となると何と答えれば良いのか全く思い浮かばない。

「うん、パーマかけたんだよ。」と答えたっきり、全く会話が続かなくなってしまう。

せめて、「でも、失敗しちゃったんだ。」ぐらい答えられれば良いのに、咄嗟のこととなると、何も言えなくなってしまうんです。

相手が好みのタイプだったり気になっている人だったりするとさらに最悪です。

「うん」どころか、「う…」ぐらいで止まってしまい、通常以上に言葉が続かなくなってしまいます。

好みのタイプと言えば、私は前々回ぐらいのログで「背の高い人が好み」という発言をしましたが、実はこの発言をするのに内心ビクビクしていました。

なぜなら、「お前に相手を選択する権利なんてねぇんだよ。このブス」とか、「チビ」とか「引きこもり」とか、誰かに指摘されるんじゃないかと、書いた後で急に不安になったからです。

でも、皆さん優しい人ばかりだったようで、うまくスルーしてくれてありがとう。

ていうか、よく考えたら、「チビ」と「引きこもり」はともかく「ブス」かどうかはログ読んでる人には分かりませんよね。

もう少し大きく構えて生きていこうと思います。

★

はるさん
無料という言葉に異常な魅力を感じるのは、私だけではなかったようですね(笑)
他人を観察している分には面白いんですが、同じように自分も他人から観察されているのかもしれないと思うと、急に怖くなってしまいます。

むくろじゅさん
ありがとうございます。
前回は長くなったので、途中で飽きられないかと心配だったのですが、そう言っていただけてよかったです。わざわざ狂言を観に行った甲斐がありました(笑)
私はログの更新頻度がそれほど高くないので、一回一回の内容に力が入っているだけだと思いますよ。才能なんてあったら、もっと有効利用してますよ(笑)

ターボさん
ターボさんのログって、いつも明るい感じで良いですよね。
内容が愚痴でも、何かホンワカしていて。
辛いこともあるだろうに、いつも元気で偉いなぁって思ってます。
ターボさんにも鬱な時期があったんですか。でも、その年齢にして既に過去形になってるのがすごいですね。
私なんて、今だにその状態を脱することが出来ていません。