さぁ、俺の番だ

岩手県出身の俺としては、どうしても最後まで見続けました
試験の一週間前でよかったよ

見たり、結果を見たりした人も多いと思いますが、
甲子園の高校野球
準決勝戦

岩手の花巻東高校
今回、大会前から本命だと言われ
初戦から因縁めいた相手とばかり対戦し
各プロ野球チームから最も注目されている投手が怪我で不調で

そんな中、４勝もして、今日の準決勝

完膚なきまでやられました



今日負けた相手の中京大中京高校、強いよ

本当に振りが速い
それ以上に守備、よく考えて、自信を持ってやっている感じがしました

やっぱり監督だよ
準々決勝に彼らが勝った後の話をたまたま見ていたのだけれど、
監督

先日の大分の監督しかり
今日の第一試合で勝って決勝まで行った新潟の日本文理高校の監督しかり

花巻東の監督しかり



今日、少しずつ監督の佐々木氏の判断が違っていたと感じました
でもさ
そんなのでは克服できないぐらい、今日はどうにもできなかったと思う

本当にいい経験をなさったと思うんだ
見ていた俺も、すごくいい経験をさせてもらった

上手く言えないけれど
来週の試験に、必ずや力になってくれるはずだ
今日の観戦が



初回
相手の４番打者にレフト前ヒットを打たれて先制点を与えてしまった場面

捕手の千葉氏は、ゆるい変化球を投げさせるべきだったと思います
これは一昨日勝った準々決勝でも感じました

何が悪いかと言うと
僕はこう感じます、考えます

全国優勝するには、最後、必ず連戦になります
投手は一人では、絶対に足りないのです

頭数だけでは、足りない
相手は全国の上位８校だよ
２番手以降の投手も、それを引き出す捕手も
プロ級にすごい打者相手に、金属バット相手に、
押さえ込む準備が必要だと思います

それが不十分だった、監督佐々木氏



４回の表
攻撃の時、相手牽制球の失敗により、二塁の走者が三塁に行くことが出来た場面

いきなり次の球を、スクイズした
打者は何とか打球を殺して転がしたけど、殺しすぎて捕手に取られ、本塁封殺＋一塁もアウトでダブルプレー

ここ
２ストライクだったんだよね
ここでスクイズだから、打者は絶対にファールにはしたくないわけで
だから、相当に丁寧にバントをした
気持ちが感じられるバントだったよ
その結果が、打球を殺しすぎて、最悪の結果になりました

実は花巻の先発投手が、３回、変化球が決まり出して、いい感じになってきていました
だから余計に、焦って一点をもぎ取りにいくべきではなかった
あそこは打者が粘って、普段からの足を絡めた伸び伸び野球を
そうするのが花巻東の今までの野球だったんだと、僕は感じました

あそこは監督の判断間違いだったと思います



４回の裏
五点を取られた回です

最初にホームランを打たれ
ランナー溜まってから投手を替え
もう一点取られてランナー満塁になってから怪我のエースを出した

前の回の攻撃失敗の時点で、この流れができてしまっていたと強く感じています

最初の投手交代、しない方がよかったと思います
彼をベンチに下げたら、この試合の後半、どうやって凌ぐんだよ
せっかく前の回から変化球が決まり出していたのに

この投手交代の時点で、負けは確定していたと思います
３４歳、若さが出たと思った
既に負けを確信していたはずです

ただね
その後
あの満塁の場面で、菊池投手を出した
見事に（普段より１５ｋｍ／ｈも遅い１３９ｋｍ／ｈの）まっすぐを打たれて、決定的な３点を取られた場面
これだけは、ここだけは
絶対に後悔しないように、と
最高の采配だったと僕は強く、強く支持します！



監督佐々木氏
完全にこじ開けてくれました

岩手
東北

やるよ

今までとは全く違う底力と自信を持って
今からの岩手や東北は、やれる
歴史上初めてだ
こじ開けてくれたよ、佐々木という男が

やれる



俺
こじ開けるよ

気象という分野から
地球の当たり前の代表選手から出発して

地球の
ヒトの

本当に気持ちよく
心のひっかかりのない状態に

俺が、こじ開けるこじ開ける出発を切るよ



来週の日曜日
絶対に合格できるよう
後悔しないよう
今から再出発します



みんな
行こうぜ！



２００９年８月２３日（日）１６時３５分
文京区の自宅のパソコンから
猛（たけし）