- 名前
- みづき
- 性別
- ♀
- 年齢
- 47歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 専業主婦でヒマしてます。都内に引っ越してきたばかりなので、友達を作りたいです。
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【書を捨てよ町へ出よう】
2009年08月21日 08:31
多分ドン引きされることを承知で言うならば、私は寺山修司の映画が大好きです。
なかなか「大好きなのー!!!」と言える人って少ないと思います。
なぜなら難解すぎてシュールが度を越しているから。
あらすじってものを説明するのがものすごーく難しい。
そこをあえて言うならば、この映画に関しては「疲弊しきった家族の中で自分のアイデンティティを求め、妄想と葛藤の狭間をさまようプレス工の話」・・・というのが私の精一杯ですw
とにかく画面が疲弊しきってるwww
家族が住むボロアパート。
主人公が筆おろしをする娼婦とその宿。
ラグビー部の部室とその部員。
万引きばっかりする祖母。
ウサギしか愛せない妹。
元陸軍のオナニーばっかしてる父親。
伝わってくるものは
「どんより」
というキーワード。
ものすごく前向きなタイトルとは全く違う印象です。
このどんより感をうまく説明するならば「さらに暗いつげ義春」って感じでしょうか。
この粘りつくようにどろっとした画面が私には心地いいんです。
なんででしょうね?w
寺山の作品はこれと「田園に死す」と「さらば箱舟」と「サード」しか見たことないんですが(「草迷宮」と「トマトケチャップ皇帝」は未見)一番ドロっとしてるのはこの作品ですね。
でも実はNo.1フェイバリットは「田園に死す」なんですけど。
♪死んでくださ~い おかあ~さん~
(挿入歌)
ね、わけわかんないでしょ?w
このデジログへのコメント
みづきさん、チャットで失礼しました。書との日記で拝見させていただきました。僕は、書道暦25年です。
分かるよ!天井桟敷か~懐かしいなぁ~。貴女は文芸評論的文体だね?私の友人にもいたけど、出身大どちら?
> やんやんさん
うまぁぁい!その通りですね。
ビジュアルやカメラワークは大好きです。話は解からなくてもエネルギーはちゃんと伝わります。
> vinceさん
もうソレしかない・・というかww本当は思想的な訴えたいことが寺山にはあったと思いますが、映画の見方って自由だ!っていうことをある意味教えてくれた映画でもあります。
寺山修司はよく知らなかったんですけど「さらに暗いつげ義春」というのはかなり興味そそられますね。
> かぜさん
「さらに暗いつげ義春」←ここに食いつくのも相当かとw
今度観てみようと思います。
いきなりのコメント失礼しました。また来ます。
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