特別公務員の退職金、年金～冗談じゃね－ゾ！！

宮崎県、東国原知事が退職する時に退職金を半額でいいと云った・・それだけでニュ－スになるんだから変な国である。でもね、半額っていっても２千万円だよ。それでも多くない？冗談じゃない。

　つ－事は、今までの知事は４千万貰ってた事になる。それがさあ～ちゃんと公務員試験に合格して、学校卒業から20年以上県庁に勤めてた人がそれなりに貰うのならまだ判るよ。内情をみるとね、たった４年、１期きちんと勤めて正式に退職したらその退職金だって・・つまり１年１千万で任期４年で４千万。ず－とその額、今までの知事は貰ってたんだよ。しかも全て地方税収入からの特別会計費。こんなの許されるの？どこの世界に一般会社で・・ヘッドハンティングがもしあったとしてもだよ、１年１千万なんて年金の計算方式があるか！！っつ－の。いくらなんでもひどいんじゃないのかな～

　でね、知事なんかやるとその知名度を活かして今度は国会議員って話になるんだろうけど・・４千万退職金貰っておいて国会議員になるよね～今度はさあ、議員特別年金っていうものがあって（一般人から悪評がありすぎて改正されたっていう噂も聞くが・・・）国会議員を２期半、つまり10年勤めるとどうなるか。議員特別年金が年間412万支給される。（通常の月65,000円前後の国民年金以外にだよ）10年以降は１年経過するごとに８万以上加算されていくんだ。マジ、冗談じゃないっつ－の！

　大手一流企業の役員、部長クラスで20年以上社会年金を払い続けて・・やっとこさ月25万とか30万、年間300～350万支給されれば相当いい方、それが普通でしょ。なのに知事は４年務めれば４千万の退職金、議員になれば議員特別年金、国民年金加算で年間500～600万あっという間。大半は税金、これ、どうなってんでしょ！

　よくさあ～国会で解散総選挙の時期が５月とか８月とか10月とかって事あるよね。これはね～政策がどうこうじゃないんだ。あるＴＶ局が猛バッシングをしたけど内情は、権力を握ってる政治家、各党の大物、全議員の当選比率をみて、５月なら10年未満の議員が増えてしまう（10年未満だと議員特別年金は支給されない）とか、10月ならあまり問題もなく10年クリア－の議員が多いから年金も貰う側、文句を言う議員も少ない－－みたいな事で意図的に解散、総選挙の時期って決められてんだよ。

　アホくさ～与野党の攻防で解散が早い、遅いじゃないんだから呆れたものである。で、10年なんて２期以上の期間だから結構大変。但し３年と１日でも経過すると議員特別年金の為に天引されてた金額、８割が還付される。だから問題なく任期４年全うするか、解散総選挙があっても新人議員には３年経過した後に解散、総選挙・・その為に５月とか、８月とか毎年何月か違ってくるってわけだ。

　金額なんて人事院勧告、つまりは自分たちの貰うものを自分たちで決めてるだけにすぎないからやりたい放題っていう図式であろう。こんなのに税金使われてると・・まともに払いたくなってくるんだけどね～それでいて１日地方税が遅れると財産差し押さえ通知みたなものが届くよね。ひどいよな～

　まあ、自分が公務員にならなかったのが悪いんだからどうこう云えないけど・・東国原知事の年金半額提案だけでニュ－スにするなよ～！！今までどれだけ無茶な年金を貰ってたか全国に公表しただけの様である。たった４年勤めて１年１千万で４千万円の退職金、高すぎ～！ボッタくり～！真面目に税金払ってる身にもなってみろって。皆さん、どう思いますか？