- 名前
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- 札幌住み。気軽にメールから仲良くなれたらステキだな~。はー会社に缶詰生活が続いており...
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その存在感に~阿修羅像
2009年06月01日 04:33
いや~。ついに行ったよ。阿修羅展!
開催前の2月にすでに前売り券は購入してたんだけど、なかなかタイミングがあわず。。。
やっと行きました。そしてナマ阿修羅はすげーのなんの。。
そして混んでたー。
入場に40分マチ。でも俄然見る価値アリ!!
あったりまえだけどコレは仏像で、お寺にあるときは彼らも仕事中なわけで、お寺の決まったポジションを離れるわけにはいかないわけです。
が!今回は博物館。いつもは見られない背中のラインとか、横からの姿勢とかぐるぐる見れるわけなんですよ。
「意外と前傾姿勢でつかれそうね~」とかいろんな発見があるわけなんですね。
展覧会の流れは平安後期~鎌倉時代初期の仏像。全部奈良は興福寺のなのかな?
平安後期の仏像は全体的に丸みを帯びた物が多く。腕や足のラインもちょっと単純化したようなシンプルな形で構成されている物が多い。
鎌倉に入ると運慶、快慶の仁王像で有名なように、筋肉ばーん!
どーだ!みたいなわかりやすい演出満点の仏像が多くなる。
平安後期天平文化が日本映画で、鎌倉時代がハリウッド映画と想像するとわかりやすいかも。。。。
ぐるぐると会場を見て回ってるとちょっと長い廊下の先にあったよ阿修羅像!
国宝ヤローがよー!!
有名な神様なんでいろんな人が彼をつくりましたが、その多くが怖い形相の中、この興福寺の阿修羅像、なんともアンニュイな表情をしています。
そしてこのポーズ。
シンプルな縦方向のポーズに上部で形作る腕のシルエットが上昇的な印象を与えます。
大げさに言えば「すっくと伸び花咲くハス」のようでございます。
鎌倉的なハリウッド映画もいいんだけどねー。
このなんとも抽象的でシンプルなスタイル。きゃしゃな腕が作り出す空間と中性的な顔立ち!
すげー!!
作った人にノーベル賞送りてー!!
手を伸ばせば届きそうなぐらい近くで見てから、少し離れてその存在感を時間を忘れてボーっと眺めたら、1300年前からある普遍的な美しさとか、いろいろ考えちゃって、わけわかんなくなってきて、目頭あつくなってきちゃったんでそそくさとその場を離れました。。。
いやーよかった。
このデジログへのコメント
ユウも観にいったよ★60分待ちだったけど、観る価値あったな~
>ユウさん
俺実は一回上野行ったんだけど60分マチで嫌ンなって帰ってきた。今回は二度目のトライ!60分待っても見る価値ありありりりりでした。
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